トリコ 10 野生の勝負!!/島袋光年
トリコ等を襲う美食會現る! 滝丸は脅威の骨格を操るボギーの一撃に貫かれ、マッチは残虐非道なバリーに部下を打ちのめされる! 更にトリコは、トミーの果て無き昆虫攻撃の餌食に! 幻のスープの行方は!?
先週、今週とワンピース×ドラゴンボール×トリコのスペシャルコラボアニメなんですよね。
まだ見てないんですけど、いかにしてコラボさせたのかが楽しみだったりします。
【グルメ80 「プリショットルーティーン」!!】
【グルメ81 脱力!!】
【グルメ82 ゴミ!!】
【グルメ83 震える大陸!!】
【グルメ84 スープが…!!】
【グルメ85 熱量(エネルギー)!!】
【グルメ86 地獄の淵!!】
【グルメ87 10の先へ…!】
【グルメ88 野生の勝負!!】
が収録されています。
今回もまた全編、アイスヘルでのセンチュリースープ編。
VS美食會です。
前巻の続きで、滝丸VSボギー、マッチVSバリー、トリコVSトミー。
まずは、滝丸VSボギー。
骨(というか間接?)を外し戦闘不能にするという戦闘スタイルの滝丸。
その相手であるボギーは通常の20倍近い骨を持ち、滝丸が攻撃しても別の骨がその骨の役割を果たすんですね。
天敵といってもいいかもしれません。
そんな相手に相打ちとはいえ、倒すんですから滝丸の執念というか、愛丸への思いがすごいんだなぁ、と(笑)
というか、数字が大きければ大きいほど強いといってもいいトリコの世界において、鎖鎌のおもりが5キロなあたりちょっと笑ってしまいました。
次は、マッチVSバリー。
刀で攻撃するマッチに対してバリーは不凍液で攻撃を受け流してしまうわけです。
しかも極寒のアイスヘルにおいて、バリーの能力は非常に有利に働きます。
その中でマッチは部下たちに時間稼ぎを頼み、完璧な「脱力」でバリーを倒します。
が、部下たちもまた瀕死ですから単純には喜べませんね。
そして、最後はトリコVSトミーロッド。
3人目の美食會副料理長・トミーは、体内に昆虫の卵を無数に宿しているんです。
正直、この戦いは非常に気持ち悪い。
グリンパーチといい、美食會はゲテモノぞろいにも程があります。そう考えると、スタージュンのまともさが引き立ちますよね。
まあ、見た目だけならバリーもまだそこまでおかしくはないんですけども。能力がね。
現在のトリコを知っているからってこともありますが、この時点でのトリコはトミーに「幼稚」と言われてしまうのも仕方がないのかも。
シバリング(体温を上げるためのもの)をしなくてはいけないということ自体がまずいんですよね。
で、戦いの最中トリコの左腕はトミーに噛み千切られてしまいます。
指がかけてるのは微妙に隠しているのに、腕がないのはOKなんだからなんかちょっと不思議な気がしますが。なんかあるのかな?
死にかけながらもトリコはトミーの腕を奪い、一矢報いるものの倒れてしまいます。
そこに地下から鉄平が現れます。
鉄平は謎の覆面男。
しばらく小松と一緒にいたんですがその正体も説明されていますね。
鉄平は再生屋で、希少な食材の保護や絶滅危惧種の繁殖なんかを行う存在なんだとか。
グルメ時代においては美食屋と並ぶ重要な仕事なんだとか。
鉄平はカーネルモッコイがライタースーツに盗聴器を仕掛けていることなんかを小松に教えているんです。
そして、「カーネルモッコイはスープがないことをしったら美食屋たちを置いて引き上げるから」と声に出さないように指示を出すんです。
しかし、そこにゾンゲ様たちが現れて。
ゾンゲ様を止めようとして、うっかり自分でスープがないことをいっちゃうんですよねー。
ダメじゃん。
そんなこんなでカーネルモッコイはアイスヘルから引き上げていっています。
ここでもうジョアの名前出てたんですね。すっかり忘れてました。
そのせいで帰りの足がなくなるわけですが、今はまだトリコたちはそれを知りません。
バトルは激化し、地下にあるグルメショーウインドーが壊れそうになり、鉄平は地上へ向かうんですね。
そこでトリコを守り、トミーに対峙したってところで今巻は終わり。
次巻あたりでようやくセンチュリースープ編が終わるのかな?
わずかながらもスープがあることが示唆されていますが、出動しているらしいGTロボの存在は今巻では触れられていませんし安心は出来ません。
なんとなくは覚えていますが楽しみです。
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