ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 17 進化/西義之
ベクトールを首謀とする霊の集団が、第13魔監獄と協会北支部を占拠。霊討伐のためムヒョにも出動命令が下るが、ムヒョは原因不明の深い眠りから目覚めずにいた。協会は戦力にならないムヒョを外し戦いを始めたが!?
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 18 ムヒョとロージー/西義之
遂に眠りから目覚めたムヒョが魔法律を発動。その桁違いの力を見せつけ!? ベクトール編、クライマックス! そして、ムヒョとロージーのコンビに突如、解散の危機が訪れ!? 最初期の読切版も収録した、感動の完結巻!
今回は2巻まとめて紹介します。
本編はこれで完結ですが、小説版が連載終了後に発売されてたんじゃなかったかな?
17巻には、
【第142条 出動】【第143条 訪問者】
【第144条 まじない】【第145条 協会軍】
【第146条 剥奪と開戦】【第147条 結界】
【第148条 進化】【第149条 孤独】
【第150条 漂流の果て】
18巻には、
【第151条 赤い糸】【第152条 因果】
【第153条 解散】【第154条 奇跡】
【第155条 パートナー】【最終条 ムヒョとロージー】
【特別読切 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所】
が収録されています。
かなり久しぶりに読みましたが、あまり記憶に残っていませんでした。
多分あまり面白く思えなくて、1、2回しか読まなかったんだろうなぁ。
改めて読むとそれなりに面白かったのですがかなり急ぎ足ですし、謎は謎のまま終わっています。
ビクトール編は、かなりあっさり解決してますが、新キャラが登場したり、戦いがまだまだ続いていくような描写があったんですけどね。
まあ、打ち切りなので仕方ないんでしょうけど、せめてアロロパシーや「腐れ縁の赤い糸」(通称「腐れ糸」)云々についてはもうちょっと説明してほしかったなぁ。
ビクトール編は、正直怖かったです。
菜々ちゃん(というか霊媒女性)を孕ませる云々はゾッとしたし、ビクトール気持ち悪かったし。
その後のエンチューも登場してたりするんでその辺は良かったのかも。
ロージーはムヒョをたたき起こすんですが、それを見ていてこの2人は相棒なんだなぁ、と。
ロージーは気づいていませんが、「腐れ糸」で繋がった2人は共存というか搾取しあう関係とでもいえばいいのかな?
腐れ糸を通じて、煉をやりとりしているってことなんでしょうが、ロージー側は魔具の効果でムヒョから煉を奪うだけになっていると。
だからムヒョは時折昏睡状態に陥っていた、と。
ロージーの煉の量が常人の数倍って設定ありましたけど、この腐れ糸ありきの設定だったのかもしれませんね。
自分の煉+ムヒョから搾取していた煉ってことだったりしたのかも?
まあ、今更考察してもどうしようもないんですけど。
コンビ解散の危機に対しては、うーんヨイチの暴走って感じですね。
まあ、ヨイチの気持ちも分からなくもないんですが、今ココで?って感じはしました。
ヨイチがムヒョとコンビを組みたかったのはわかります。
だからこれがエンチュー倒す前だっていうのならわからなくないんですよ。
だけど、何度も修羅場を潜り抜けてきた2人の間を裂くほどヨイチは馬鹿じゃないだろう、と。
正直、エンチューが罪を償い終わるまで待っていてエンチューの補佐になってもおかしくないんじゃないかな、とか思っていたので余計ですね。
ロージー←今井さんがなんか可愛かったです。
でも、ここ絶対くっつかないですよね。
今井さんは感情押し殺しちゃいそうだし、ロージーは絶対気づかないというか見当違いな勘違いしそう(笑)
読切は懐かしかったです。
覚えてました。これ掲載された赤マル部屋にありますよ。
絵は確かにかなり微妙ですけど、赤マルだと癖のある新人さん多いのであまり気にならないんですが、こう最初と最後が並ぶと違和感がすごいですね(笑)
前述の通り、残すはノベライズのみ。
そっちも近いうちに読んで紹介したいと思います。
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