ゴーストハント 2/いなだ詩穂(原作/小野不由美)
古い洋館におこるポルターガイストの調査を開始したSPR。依頼者の姪に抱かれ、それを見つめる人形のミニーの不気味な微笑には、この家の悲しい秘密が隠されてた……。
湯浅高校に頻発する怪事件。超能力少女、千秋の呪いなのか? 同時収録『放課後の呪者』。
悪夢の棲む家のコミカライズも発売されたみたいですね。
そっちは買ってないんですが、やっぱり気になってしまいます。
悪夢の棲む家のコミカライズ1巻、私も本屋で見かけたんですが、購入していません。
というのも、私はこういうコミカライズやノベライズというのは原作ありきだと思っています。
原作を読まずに先に……というのが嫌なんです。
だから、悪夢の棲む家もリライトされることを首を長くして待ってます。
閑話休題。
【人形の家】と
【放課後の呪者】が収録されています。
リライト版でいうと、
人形の家と
乙女ノ祈リにあたりますね。
えー、まずは
【人形の家】ですが、ミニー怖いです。
人形って和洋問わず怖くないですか。
リライト版でも表紙にミニーが描かれているんですが、小説を読んでる途中で表紙を見ることってそうないじゃないですか。
だから私の脳内ではミニー=フランス(?)人形ってことは認識しているんだけど、音の響きでミニーマウスがグルグルしていてどこか間が抜けていたのも事実だったんです。
だけど、漫画版だとガンガンフランス人形が登場するから普通に怖かったです。
コミカライズですから仕方ないことなんですが、庭師のおじいさんの存在が全カットされてますね(笑)
次は、
【放課後の呪者】。
これいなださん大変だったろうなぁ、ってのが正直な感想です。
というのもこの話伏線、というか大事な情報が結構あるんですよ。
PKの説明なんかがそうですね。
ここでこの説明を入れておかないと後々問題になるんだけど、漫画でこういう説明ばっかりって結構困るんですね。
リライト版読んだときはまったく気にならなかったんですが、席替えって机ごと移動しませんでした?
でその時「机引きずるな」って注意されたりした記憶があるんですが。
「呪われた席」で被害者が何人も出たのは、机を移動せず人だけが移動したから。
そういう席替えの方式に当たったことないって気づいたので、今回このコミカライズを読んでちょっと首をかしげてしまいました。
その辺は学校によるのかなぁ?
やっぱり絵柄は古いのが若干気になってしまいますが、その辺は仕方ないですね。
怖いんだけど、麻衣の恋にドキドキして。結末を知っているからちょっと切ない気分になって、と楽しめました。
展開も結末も知っていても楽しめるって中々うれしいことですね。
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