ハヤテのごとく! 12/畑健二郎
"ハヤテの心は自分から離れてしまっている"
深く深く傷ついたお嬢さまは、遠くへ遠くへ行きたいと願う。
宇宙船に乗ってみたくはありませんか?
早出の週がようやく終わったので、平日でも小説読めるかな?と思ったんですが、普通に無理そう。
でも児童書ならいけそうなので、今度試してみようと思います。
【第1話 三千院ナギの小宇宙戦争~スターダストメモリー~】
【第2話 "湯あたりたまご肌"と呼ばれたモモイがよ~】
【第3話 さよなら人類(私だけ)】
【第4話 ほしのこえ】
【第5話 いつか…信じて】
【第6話 スパ○ダーマンの日常は映画のように化け物と戦う事ではなく人命救助なように、執事の日常もこんなもの】
【第7話 自分で買うのはイヤだけどもらうと一番嬉しいものはなんですか? 見つけにくいものですか?】
【第8話 そこに行けばどんなクッキーも作れるというよ。誰もみなお返ししたがるが遥かな待ち合わせ場所】
【第9話 Butter-Fly】
【第10話 未来世紀秘倶楽部】
【第11話 それはギルの笛の音のように】
が収録されています。
6話から8話のタイトルが長すぎてびっくりしました。
内容的には下田編後半とホワイトデーの話がほとんどを占めています。
下田編後半、というか夜編?は、まさかのSF展開。
宇宙人・マヤとナギが宇宙船を探すのに行動をともにします。
一方、ハヤテは貞操の危機に陥ったりしてます(笑)
伊澄さんのおばあさんに攻撃されて血ダラダラ流してる状況を虎鉄に押し倒されてるんですが、まさかハーレム系ラブコメでそういう展開になるとは。
オネェ系のキャラクターなら少年漫画でも登場しますが、こういうガチなゲイってなかなか貴重な気がします。
私、SF苦手なんで本当によくわからないんですが、これってナギはマヤの存在を予知していたということなんでしょうか?
母をなくしたばかりの幼いナギが描いた「母の星にたどりつくための宇宙船」の絵にはマヤの姿があったので。
宇宙船こそオーソドックスなタイプですけど、マヤはそうじゃないので。
ナギの母・紫子さんの死を受け入れられない人物として、ナギの祖父・ミカドの姿がうつされていましたが、この辺に関してはまだ謎なんですよね。
いい加減明かされてほしいです。
旅行から帰ってきたハヤテはホワイトデーのお返しに悩まされます。
今回ハヤテが貰ったのは西沢さんだけなのかな?
告白されて、「お返しはいらない」と言われたもの、そういうわけにはいきませんよね。
ヒナギクにアドバイスを貰いつつ、お返しを用意するもののちょっとした手違いでそれはマリアさんのもとへ。
新しく購入するにも手作りするにも材料を買うお金すらない、と。
ハヤテの給与明細が見たいです。
いったいいくら貰っていて、いくら借金の返済に充ててるんでしょうね?
窮地に陥ったハヤテを救ったのは、やはりヒナギクでした。
行き着けの喫茶店を紹介し、そこの材料を借りてクッキーを作ればいい、と。
ヒナギクもヒナギクで西沢さんには負い目があるので協力したってことはあるんだろうな。
ヒナギクは西沢さんがハヤテを好きなことを知っていた。
なのにヒナギクもハヤテを好きになってしまったわけですからね。
この三角関係はたとえどちらかとくっついたとしても友情は壊れることはないだろうからドキドキしつつも安心して見てられます。
というか、この喫茶どんぐりのマスターってオネェなんですか?
口調がそんな感じなんですが。このマスター、再登場しますけど言及されていなかったような?
まあ、そこまで気にするようなことじゃないですね。
マリアさんとナギがハヤテの弱点を探ろうとして、結局見つけられないまま終わっているんです。
ハヤテは器用貧乏を地でいっているというか。何でも出来ちゃう人なので、出来ないことってあるんだろうか……。
あ、お金儲け? もうそれでいい気がしました(笑)
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