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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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七つの封印 8 マンドラゴラの恐怖

七つの封印 8 マンドラゴラの恐怖/カイ・マイヤー(訳/山崎恒裕)
ハロウィンパーティーが終わり、ニールスはモンスターマスクを回収しなくてはならない。
会場はあやしげな旧校舎。
キラたち四人は、夜の幽霊屋敷にのりこんだ。
そこで彼らを待ちうけていたのは、とうの昔に死んだはずの校長の悪霊であった。
その魔力にかかり、リーザが姿を消す。
三人の胸をよぎる不吉な予感……。
謎の植物マンドラゴラとは?
校長はいかにしてよみがえったのか?
リーザはどこへいってしまったのか……?


図書館で借りてきました。
このシリーズもあと2巻くらいかな?終わりが見えてきたはずなのに、まだ全然そんな感じがしないです(笑)


今回は、キラたちの通う学校の旧校舎が舞台です。
日本でも旧校舎というと「いかにも」な心霊スポットなんですが、さすが海外。
古さが何十年レベルじゃない(笑)
新しく建てられた部分で100年以上経過していて元々の部分は300年とかすごいです。
そりゃ悪霊の1体や2体ぐらいいるよ、って感じ(笑)


私、ずっとキラたちの年齢は小学校高学年くらいだと思っていたんです。
ですが、

「ギーベルシュタインでは四年間の小学校を終えて、その先五年間の中学校へすすむと、まず最初に上級生から聞かされるのがこの話であった。」(p52)

とあったのでキラたちは少なくとも中2、リーザが中1であることがわかってちょっとびっくりしてしまいました。
ちょっと調べてみたら、ドイツの就学年齢は6歳からとのことなのでやっぱり11歳12歳くらいってことですね。
なのやっぱりで日本でいうところの小5、小6にあたるようなんですが、「わたしたちもう中学生なんだから」みたいなセリフがあるとちょっと違和感を覚えてしまいますね。


タイトルにもなっている「マンドラゴラ」。
訳者あとがきでも触れられていましたが、マンドラゴラって、根が人型をしている植物です。
引き抜かれたときにすごい悲鳴をあげ、その声を聞いたものを死に至らしめるというのが有名じゃないですか。
なので作中で普通に引っこ抜いたことにびっくりしてしまいました。
悲鳴をあげないタイプのマンドラゴラなんてあるんですね。


あらすじにもあるとおり、今回リーザだけ別行動を取るんです。
そのときに色々あってクラスメイトの男の子・トビーと一緒に行動するんです。 リーザってクリスに気があると何度も書かれていたんですけど、トビーにちょっと揺らいでいます。
すっごく吊り橋効果っぽいんですけど(笑)

一方、キラたちは魔女に憧れる少女・マーラと行動します。
マーラの行動が今回の出来事の発端なんですが、彼女もまた被害者というか。
魔女たちの罠にひっかかってしまったんですね……。


訳者あとがきによると次の9巻ではキラは死んだはずのママと再会するんだとか。
というか外伝である千年のかなたの主人公・デーアが再登場するのも9巻って言われてましたよね。
やっぱりデーア=キラのママってことなんでしょう。
これはちょっと楽しみです。

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