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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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アイシールド21 18

アイシールド21 18 小早川瀬那/村田雄介(原作/稲垣理一郎)
関東大会出場最後の1校を決める3位決定戦。泥門が這い上がるには、ここで勝ち残る以外にない…。
相手は『本物のアイシールド21』を名乗る、赤羽率いる盤戸。そんな運命の試合直前、セナはある決意をする…!!


昨日、途中まで感想書いていたんですが半分くらい消えてやる気なくしたのはこれです。
ある程度は思い出して書き直しましたが、やっぱり同じものって書けないものですよね。


【152th down 赤い瞳のエース】
【153th down 裸の実力(ちから)】
【154th down 小早川瀬那】
【155th down アメリカンフットボーラー達】
【156th down 最強のキックチーム】
【157th down SPIDERS WEB】
【158th down 無敵の突撃】
【159th down 赤羽隼人&佐々木コータロー】
【160th down 本物への挑戦状】


最初の方で、王城VS盤戸戦がザッと描かれて『本物のアイシールド』を名乗る赤羽の正体を確認しに筧くん(というか巨深)のところに行ったりしてますが、今巻はほぼVS盤戸スパイダーズ戦です。

筧くんの水町スルーっぷりがすごかったです(笑)
水町の「温泉でやることなんて泳ぐかのぞくかしかないじゃん」はどこの小学生だよ、って感じでした。

まだきちんと自覚していないとはいえ、セナ→鈴音のフラグがたってますね。
フラグのたて方としては微妙だけど、嫌いじゃないです。


盤戸は泥門に何度か訪れていたコータローのいるチームです。
チームメイトに昨年度のMVPである赤羽隼人もいるわけですが、彼は王城戦へは出場していません。
王城相手に戦力を出し惜しみする必要などないわけですから、彼が出場しなかったのにはもちろん理由がある訳ですね。

この巻って背表紙と裏表紙を見ると、なんとなく内容がわかるんですが「ようやくか」というところですね。
セナがアイシールドを名乗ることになった理由はいくつかあるんですが、その中の一つに「危ないことをしていることをまもりに知られたくないから」というのがあったんです。

18巻ですから連載3年ちょっとくらいですか?
ここでようやくアイシールドの正体が小早川瀬那であることが明かされます。
まもり姉ちゃんにとって、セナはいつまでも守らなきゃいけない子どもだったんですよね。

長い間一番近くにいたからわからなかったんだろうなぁ。
というか、無意識のうちに気づかないようにしていたというのが正解かもしれません。
だって、初期のまもり姉ちゃんは試合中もセナの存在を探して、セナは誤魔化すためのメールを送ったりしていたんですよ。

でも最近はそんなことないし、アメリカ合宿で正部員には正体が明かされてからは試合中でも「セナ」と呼ばれることが多くなっていました。
それがベンチに全く届いていなかったとは思わないんですよね。
まあ、それを言ってしまうと、敵チームにばれてない理由がおかしいのでそこは気にしちゃダメなのかもしれませんが。

この3位決定戦はクリスマスボウルへの最後のチケットがかかっているんです。
多くのチームが試合を見に来ているわけですが、筧くん(というか巨深)は遅れてきているんですよ。
だから、入場のコールを聞いてないはず。泥門のアイシールドを選手としては認めた彼ですが、それがセナだとしったときどんな思いを持つのか気になりました。
いや、読んでるはずなんですけど覚えてないんですよね(汗)


貴重なタイムアウトを使って、盤戸の事情を語りだしたコータローにはちょっと笑ってしまいました。
昨年東京大会準優勝の盤戸が、苦戦していた理由。
それは有能な選手たちを関西の帝国学園根こそぎスカウトしていったから。
赤羽は他の選手の状況など知らず親の転勤についていこうとしていたんです。
コータローのもとにも誘いはあったものの断った、と。

その惨状を知った赤羽は転校手続きをしなおして、再び盤戸の生徒になった、と。
しかし、「転校後の出場停止期間」なるものが6ヶ月あるがために、王城戦へも出場できなかったってことですね。
帝国学園に関しては後々登場するのでそのときにでも。


キックゲームが主体の盤戸相手に泥門は苦戦します。
いつだったか進がいっていた「どんなパワーも触れられなければ通用しない」。
それの逆バージョンがおこります。
現在登場しているキャラクターでセナのスピードに追いつけるのは陸と進くらいしかいないでしょう。あ、あと番外編でパンサーもか。
けれど、「ボールに触らせもしないこと」でセナの脚を封じてしまうのだから赤羽はすごいです。

まだ有効な対抗策が見つからないものの、選手たちの闘志はまだみなぎったまま。
そんな状況の中、天候が荒れてきて――というところで今巻は終了。

やっぱりこういうのは一気に読みたくなってしまいますね。
近いうちに紹介したいです。

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