WORKING!! 10/高津カリノ
北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。
いつもよりなんだかアツさを感じるのは、きっとキミとの距離が変わったしるし。
グルグルファミレスバイト4コマ、ねばねば続くよ第10巻!!
昨日紹介できなかった漫画です。
前巻を紹介したのが1月のことですから、微妙に久しぶりな感じ。
今回は、恋愛に関してはたかいながちょっと進んだかな?って感じ。
小鳥遊くんももういい加減自覚してもおかしくないんだろうけど、無理に目をそらして自覚するのを避けている状態です。
まあ、小鳥遊くんは自他ともに認めるミニコン(ミニチュアコンプレックス、小さいものが大好き)ですからそれに当てはまらない伊波さんを好きになるなんて……ってなってるようです 。
で、さとやちの方は佐藤さん頑張れ!って感じ。
美月が佐藤さんの思いを知っていて、「お嬢をお前なんかにやれるか!」ってなってるわけですよ。
で、今回その関係の話をしているところに店長がやってきてしまい、佐藤さんが八千代さんの事を好きなのを知ってしまいます。
店長からしても、八千代さんは可愛い存在ですから美月さんみたいになるのかと思われたんですが、店長は八千代さんの意志をある程度尊重する方向みたいですね。
けど、この人釘バット持ち出してたし罪悪感とか覚えなさそうだし、躊躇とかもしなさそうなので敵に回すとこわいなぁ。
今回の目玉となるのは山田家のあれこれでしょうか。
読者には山田と桐生は兄妹であろう、ということは示されていました。
けれど、作中の人物たちでそれを知っていたのはたぶん、相馬さんだけだったのかな?
「今まで気づかなかったのが恥ずかしいくらい似てる―――!!!!」(p68)
とのことなんですが、"山田"は偽名でしたからまさか兄妹そろって同じ偽名を名乗っているとは思うわけないなぁ、と。
山田はいわゆる家出少女だったわけですから偽名を名乗るのはわからなくもないんですが、どうして桐生の方まで偽名を名乗っていたのか……。
本当この兄妹はよくわかりません。
山田の家出理由が明かされたり、ラストでは山田の母がワグナリアにやってきたりしてるんですが、いったいどうなることやら。
ページ数的にはこの話以降も結構あるんですが、そのあとはほぼ番外編なので実質本編はこれが最後です。
八千代さんと店長の過去話なんかも収録されています。
八千代さんが小学生で、店長が高校生?ヤンキー時代の話ですね。
この2人は出会いの方が知りたいなぁ。
今回出番が多いからか口絵や折り返し部分の4コマに伊波さんのお友達2人が登場してるんですが、この2人がワグナリアに来たらどうなるのか気になりました(笑)
[1回]
COMMENT