押入れの少年 1/みもり(原作/高橋葉介)
両親が行方不明になり祖母の元へ引っ越してきたみことは、押入れに住む不思議な少年・サトルと出会う。
その日から、奇妙な出来事に巻き込まれ…!?
妖怪(あやかし)いっぱい!
不思議もいっぱい!!!
鬼才タッグで贈る、異色幻想ホラー!
ちょっと前にアマゾンで購入していた1冊です。
地獄堂のコミカライズ担当されてるみもりさんが作画されてます。
【第1話 押入れは異界】
【第2話 片目のルドン】
【第3話 家族がいっぱい】
【第4話 怪談少女】
【第5話 鬼祭】
【第6話 鞄の男】
【よみきり 押入れの少年】
が収録されています。
主人公の少女・神野みことが引っ越してきたところから物語が始まります。
その家には不思議な少年・サトルがいて、押入れは様々な世界につながっていました。
みことは様々な出来事を体験していくことになります。
読んでみての印象は、「
百千さん家のあやかし王子と似てるな」というものでした。
どちらも少女が近所から幽霊屋敷扱いされる家に引っ越し、そこで不思議な少年に出会うって設定は同じなんですよ。
でも、個人的にはこっちの方が好きです。
百千さんは妖怪やら幽霊やらが登場するとはいえ、どこまでいっても少女漫画。
メインはひよりと葵の関係、そしてオマモリ様の秘密といったところでしょうか。
こちらのメインは押入れの秘密とそれに関わって起きる騒動。
サトルが小学生程度の少年であるからってことなんでしょうが、どちらも妖怪ものが読みたくて買ったのでそれで全然オッケーです。
作中で何かとみことにちょっかいをかけてくるカンナという少女がいるんですが、この子の頭のリボンがすごく気になる。
カンナは、正直はじめはうっとしいなと思っていたんですが、あそこまで諦めが悪いとなんだか愛しくなってくるというか(笑)
どこまで頑張ってくれるのかが気になりました。
というか、みことのおばあちゃんって生きてるの?
引っ越してくるまで見たこともなかった存在。仏壇の前から全く移動しないってのもおかしい。
でも、カンナの兄ちゃんとか一般人にも見えてるんですよね。
うーん?
1巻で気になった謎は、
サトルの存在、押入れの秘密、おばあちゃんの存在、みことの両親の行方、
くらいでしょうか。
とりあえずこの辺は続きで触れられるでしょう、きっと。
次巻についての記載は特にありませんが、掲載誌と収録話数からして夏あたりに発売されるかな?
楽しみです。
[2回]
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