エニグマ 1 e-test/榊健滋
灰葉スミオは普通の高校生…。だが、ある秘密があった。それは、未来を予知する才能「夢日記」!!
突然、謎の存在エニグマに集められた、スミオを含め独特(ユニーク)な才能を持つという7人。運命の脱出劇が今、始まる…!!
実はこの作品、新連載のときはあんまり読む気になれなかったんです。
なんというか、絵が濃い(トーンが多い?)ので読むの疲れるよなーとか思ってたんです。
で、弟に何週かまとめてジャンプを渡すのですが「どうせだからまとめて読んでしまおう」と。
そうしたら思いのほかおもしろくてはまってしまいました。
【e1.「7(セブン)」】
謎の存在・エニグマによって7人の生徒が学校にとじこめられてしまう話。
ジャンプ掲載時のこの時点での感想は「ちょっとダークな脱出ゲーム?」だったんです。
脱出ゲームがゴールデンタイムの番組としてあるくらいだからなー、とか思ってたんです。
が、そういう簡単なものではなさそう。
えっと、以下第5回e-testのルール。
1.制限時間は72時間
2.出口は3号棟屋上
3.脱出には1人1つパスワードが必要
4.廊下には「影(シャドー)」が巡回
巻末の校舎見取り図を見てびっくりしました。
この学校広すぎ。
でも各学年8クラス以上あるっぽいですし、7話で焼却炉が登場することからある程度古い学校であることが伺えます。
多分、見取り図が全部埋まることはまずないと思うのですが、一体どんな部屋が出てくるのかちょっと楽しみだったりします。
【e2.クローズ】【e3.インビジブル】
パスワードNo.3「写真に写る後列の右の生徒の左胸の名札」を見つける話。
モトくんの能力が明らかになる話。
作中でも触れられていましたが、これがラブコメだったらかなりおいしい能力だなーと(笑)
まあ、モトくんはビビリだからそういうこと出来そうにありませんが。
【e4.ハンド】【e5.ウォーター】【e6.パズル】
パスワードNo.5「水の中にあるパズルに書かれた言葉」を見つける話。
ひいなさんの能力が明らかになる話。
ひいなさんの過去話でちょっと気になったこと。
第3の手自体は見えないのはいいんです。けど、財布は見えるよなーと。移動中は宙に浮いてるような状態になるんじゃないかな?と。
手形はしばらくしたら消えるらしいですけど。うーん。
フラグ立てたことに気づいてない主人公って好きです。
【e7.チョイス】
パスワードNo.2「究極の2択」を見つける話。
これは中途半端な状態で次巻に続きます。
会長とパスワード、どちらか一方を手に入れた段階でもう片方は燃えてしまいます。
モトくんの能力で鍵の構造はわかったものの、それだけ。
会長が豹変したところで、終了。
1巻で分かった生徒たちの詳細は下記のとおり。
1A 灰葉 スミオ 能力:夢日記 報酬:親
1A 来宮 しげる 能力:? 報酬:?
1E 支倉 モト 能力:消える呪い 報酬:呪いを解く
2C 九条院 ひいな 能力:第三の手 報酬:絆
2H 水沢 アル 能力:? 報酬:?
3B 祀木 ジロウ 能力:? 報酬:?
3G 祟堂 タケマル 能力:? 報酬:?
続きがかなり気になります。
楽しみです。
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