とある魔術の禁書目録 6/鎌池和馬
学園都市の新学期初日・
それは、上条当麻が通う学校に“謎の転校生”が現れた日で、インデックスにはじめて「ともだち」ができた日で、御坂美琴がインデックスと初対面した日で、二人に板挟みになった上条があいかわらず不幸だった日で、その一部始終を傍観していた白井黒子が上条に嫉妬した日で……そして、学園都市にとある魔術師が襲来した日だった!
“謎の転校生”、「ともだち」、とある魔術師。
特別警戒宣言(コードレッド)下の学園都市で科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まる――!
AKB総選挙の得票数にびっくりしています。
1位あっちゃんが13万、2位優子で12万でしたっけ?総選挙にエントリーしている人数が150人とかでしたっけ。
総得票数はいったいどれくらいだったのかが気になりました。
本当の選挙もコレくらい盛り上がればいいんですけどね。
禁書目録6巻です。
私アニメ1期は見ているのでこの巻までの内容はある程度把握できていたのですが、それでもおもしろかったです。
小説の情報を全て映像にすることは難しいからいろいろとカットされているんですよね。
なので十分楽しめました。
今回の敵はゴーレム使いとでもいえばいいのかな。
必要悪の協会(ネセサリウス)の一員でもあるシェリー=クロムウェル。
シェリーが科学サイドと魔術サイドとの間に戦争を引き起こさんと、攻撃をしてきます。
それをいかにして撃破するかが描かれています。
今回の鍵となるのは表紙に描かれている巨乳メガネっ子『正体不明(カウンターストップ)』こと風斬氷華とAIM拡散力場。
AIM拡散力場ってのは、能力者たちが無意識のうちに放出してしまう力のフィールドのこと――らしいです。
それの研究を進めていけばドラゴンボールのスカウター(でしたっけ?あの戦闘力はかるやつ)みたいなことができるようになるんだとか。
それはちょっと見てみたい。
閑話休題。
今回ようやく鈴科百合子の正体がわかりました。
禁書ファンサイトで多くの百合子が扱われているんですが、意味がわかってなかったんですよ。
アクセラレータ=百合子ってことはわかっていたのですが、それがアクセラレータの女装なのか、アクセラレータが女の子だったってことなのか……とか色々考えていたのですが。
正解は上条さんの想像の産物ってことだったのですね。
ちょっとすっきりしました。
読んでいて、上条さんがあまりにもヒーローすぎてすごい。
かっこよすぎるだろ。ああもフラグたてまくっているのに、本人は気付いてないんだからなぁ……。
これも一種の不幸なのかな。
アレイスターの目的や正体が明かされましたね。
この物語でアレイスター=クロウリーの名前が無意味であるとは思っていなかったので、ああやっぱりな、と。
土御門が陰陽師であったことに驚かなかったように、アレイスターが元魔術師であったことには特別驚きはしませんでした。
でも土御門の推理にはちょっと戦慄。
量産能力者(レディオノイズ)計画も絶対能力進化(レベル6シフト)もすべて計画の一部に組み込まれていたってことですよね……。
エンゼルフォールは偶然おきたものだとしても、天使の存在だとかセフィロトの位がどうのとかそういうことが計画に変更を加えて組み込んでいってそう。
いったいどうなっていくのかこれからが楽しみです。
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