NO.6 3/木乃ひのき(原作/あさのあつこ)
何があっても、君のそばにいる。
《NO.6》を追われ、ネズミと共に暮らし始めた紫苑。
西ブロックでたくましく生きるイヌカシや力河と出会い、慣れないながらも、この地で懸命に生きようとする。
一方、《NO.6》では沙布が治安局にさらわれていた。
それを知ったネズミは、紫苑にその事実を隠そうとするが……!?
物語はさらに疾走する、第3巻!
ようやく、3巻読みました。結構前に買っていたんですけどね。
というか、地元に普通版しかなくて知らずにこちらを買ってしまいました。
くそー
特装版欲しかった。
あ、3冊目なのでカテゴリ新しく作っておきます。
それにしてもカテゴリ多いのでどうにかうまい整理方法ないかなー。
【8 冥府の天使】
【9 美しいものたちは…】
【10 密やかな危険】
【11 果てなる地】
原作の内容的には2、3巻の内容の話が収録されています。
紫苑がイヌカシのもとでイヌ洗いの仕事をはじめたり、火藍のもとに楊眠が、そして都市内部で寄生蜂の被害者が新たに現れ、沙布が矯正施設に収容され、ネズミと紫苑はそれぞれがその事実を知り、動き出そうとします。
原作を何度か読んでいるのですが、ここ最近はご無沙汰していたこともあり、すごいテンションあがってしまいました。
原作の破壊力も半端ないと思っていたのですが、こちらの方がすごいかもしれない(笑)
何度叫んでしまったことか。
ネズミのイヴ姿とか、紫苑の「君に惹かれている」発言、イヌカシとネズミのやりとりなど。
絵だからこそ伝わるものってありますよね。
漫画でこれだけすごいのだから動いたらどうなるのか、と思ったのですが途中から文庫版派に移行した身としては原作最終巻の内容までやっているらしいアニメをまだ見れなくて。
きっとすごいんだろうなぁ。
現在、文庫化が先か漫画化が先かちょっとドキドキしてます。
なんというか、紫苑がたらしっぽい。
老若男女問わずどんどんたらしていっていますよね。
しかもクセのあるやつばっかり。さすが。
イヌカシのお母さんの話は好きです。
西ブロックという劣悪な環境化で、「穏やかに母親の思い出を語る」っていう行為自体あまり出来るものじゃないないのかな、と。
イヌカシの口ぶりからして語ったとしても笑われることが前提なんですよ。
ああいうこと言われたらイヌカシも機嫌良くなりますよね。
昼飯も用意してやりたくなるってもんです(笑)
なんとも状況は緊迫してきましたが、次巻は初夏――7月とかかな?――発売。
楽しみです。
[1回]
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