妖怪アパートの幽雅な日常 2/深山和香(原作/香月日輪)
学生寮が建て直され、当初の予定通り妖怪アパートを出て行くことになった夕士。
だが、そこでの生活は、コミュニケーションが希薄でちょっとしたことでも誤解されることが多い日だった。
ある時、思い悩む夕士は偶然佐藤さんに再会し……。
そしてアパートにアイツが帰ってきた!
クセ者揃いのアパートに、さらなる新キャラ登場!
しかも夕士に意外な力が!?
ようやく読みました~。
もうなんというかテンションあがってしまってやばいです。
【第6怪 クリとシロ(後編)】
【第7怪 こっち側】
【第8怪 ただいまと言える場所】
【番外編 長谷くんの優雅な日常】
【第9怪 春がきた】
【第10怪 プチ・ヒエロゾイコン(前編)】
が収録されています。
内容的には原作1巻の後半から2巻途中まで。
アパートにやってきた竹中と喧嘩して、寮の完成とともにアパートを出て。
でも寮や学校での人間関係に悩んで、再びアパートに戻り、新たな住人・古本屋とともにやってきたプチ・ヒエロゾイコンの主となって、長谷と一緒に遊びに出掛けた先でめんどくさいのに絡まれた、ってところまで。
今回新たな扉をあけてしまいそうになって焦りました。
えーっと、夕士のお別れパーティーのときの、骨董屋が龍さんの髪をほどくシーンです。
あれ一瞬、骨董屋×龍さんに見えてしまって。
バックに花舞っているのが悪いんですよ、きっと。
私、夕士受は大好きだし、人によっては千晶ちゃん受もまあありかなーと思っていたのですが、龍さんにそういうのはなかったので。
いやー焦りました(笑)
龍さんといえば。やっぱり龍さん=地獄堂の蒼龍なんですね。あとがきがわりの設定を見るとそうっぽい。
まあ、香月さんが読者をひっかけるためにわざとそうしている可能性も否定できませんが。
でもまあ、そこまでする必要もないよなーとも思います。
寮生活がはじまり、アパートを出た夕士。
その夕士の校内での様子が描かれているんですが、田代ちゃんちょこちょこうつってますね。
彼女の存在がちゃんと取り上げられるようになるのは3巻以降(漫画版だと4巻くらいになるのかな?)のはずですが、さすがです。
今巻の新キャラは古本屋。
古本屋の持ち込んだ本の中に魔道書が紛れ込んでいたからあら大変ってな話なんですが、今巻では夕士はそれをまだ夢の中の出来事だと思いこんでいるので、あまりふれられていませんね。
とりあえず、大魔道士ゴールデンアイズの持つ魔道書「ヒエロゾイコン」のパロディ本であり、本家とはあまりにも格が違いすぎるものだとわかればOKかと。
本家については、
地獄堂を見ればいいんでしょうけど、地獄道でも1度しか登場しない上、あまり詳しくは語られていませんからねー。
あの感じだと龍さん(蒼龍)はそれなりに知っていてもおかしくなさそうですけど、妖アパでも地獄堂でもちゃんと語られていませんからね。漫画でも原作と同程度かそれ以下程度の説明しかなさそうです。
ヒエロゾイコンについては地獄堂9巻以降で語られるのに期待するしかなさそうですね。
今回、番外編で長谷家の話が語られています。
なんというか、すごい一家です。
息子の友人と電話しているはずの慶二さんですが、顔ゆるみ過ぎじゃないですか(笑)
慶二さんでこれですから、今から千晶ちゃんたちが出てきたらいったいどうなってしまうのか楽しみすぎます。
夕士って普段甘えることをしない子だから、大人たちは甘やかしてやりたくなるんだろうな。
プチの中で今回お目見えしているのは、フール、ジン、ジルフェ、コクマー、ケット・シー。
なんとも微妙な力しか持たない奴らです。
フールのイメージが思っていたのとかなり違いました。
というか、帽子の先の光は毛玉ついてるってことなのかな?あれ毎回トーンだとめんどくさそうです。
(改めて確認してみると小さいコマだと手書きになってますね)
私の脳内でフールのイメージがちゃんと固まっていなかったってこともあるんですが、鳥っぽいイメージは微塵もなかったのでちょっと変な感じ。
まあそのうちなれるでしょう。
原作だとバカ集団のバイクに蹴りをいれて喧嘩を売ってた訳ですが、漫画版だとそれダメだったのかな?
集団の方から絡んでくる形になりそうですが。
いったいどうなってしまうのか楽しみです。
次巻は11月。ドラマCDつき限定版も発売されるようです。
ドラマCDはいいんですけど、誰が誰役やるのか……。
今から楽しみなんですけど、喋れないクリはどうするんだろう?
普段はあまり喋らない
学ベビの虎太郎ですらドラマCDでは喋らせてたはずなんですが。
地元でシリウス取り扱っているお店ないので、情報を知ることができないのですが、楽しみいに待ちたいと思います。
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