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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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世界平和は一家団欒のあとに 5

世界平和は一家団欒のあとに〈5〉追いかけてマイダーリン (電撃文庫)世界平和は一家団欒のあとに 5 追いかけてマイダーリン/橋本和也
「実家に帰らせていただきます」
 異世界よりやってきた元お姫さまにして、星弓一家の母・志乃が夫の度重なる浮気疑惑についにキレた。
 そんな簡単に帰れるのかよ……? という一同を置いて家を出る志乃。父・耕作とともに、軋人たちは志乃を連れ戻そうとするが、一方で彼女に近づく不穏な影があり――。海辺を舞台に志乃争奪戦の幕が上がる!?
 軋人の祖父にして耕作の父、大三郎も初登場! 家族と世界の平和を天秤にかける物語、第5弾です。


前巻もなんでだよwって間違いがありましたが、今巻もまた脱字を見つけてしまいました。
うーん、初版とはいえさすがに名前は間違ったらダメだと思うんですよ。
あとがき最後に「橋本和也でした」ってしたかったんでしょうが、「橋本也でした」ってなっているんです。
なのにルビはちゃんと「はしもとかずや」ですから、完璧見逃して、読んでる気になっているってことなんだろうなぁ。

こういうのって、作者や担当のチェックが甘いってことなんでしょうか?


さて、本編。
今回のメインは元姫君のお母さん・志乃と元勇者のお父さん・耕作。


あらすじにもあるとおり、志乃が耕作にキレて家出してしまうところから物語は始まります。
実家に帰るといっても、志乃は異世界からやってきた姫君。
耕作を呼び出したときですら、準備に十年もの時間がかかったらしいので、そう簡単に行き来できるものではないんです。

だから、志乃が向かったのは実家は実家でも耕作の父・大三郎の家。
以前、ちらりと語られていたと思うのですが、この人はなんというか世界平和を守るという星弓一家からは若干外れているんですよね。
でも印象としてはダークヒーローとかなのかな、と。
悪いことをしているんだけど、結局は人を助ける結果になっているというか。
きっと若いころはそんな感じだったんでしょうね。
名前だけ出ていた古い友人?というか仲間たちが気になりました。


大三郎宅で執事をしていた海藤。
はじめはこういう作品に登場しがちな、なんでも出来るちょっとズレた執事なのかと思っていたんです。
が、実はこの人、異世界から志乃を連れ戻そうとやってきた人物だったんです。
元いた世界のこと、危篤だという父親のこと。そして、子供達を人質にされて。

そんなことで揺れて、一度は異世界へ帰ろうとする志乃でしたが、子供達の抵抗と耕作が助けに来てくれたことなどがあり、こちらの世界に残ることを決めます。

海藤が大三郎の家に転がり込んだのは半年前、危篤の王は大丈夫だったのか……。
時間の流れはきっと同じなんだと思うのですが、そこは気にしちゃダメですよね。


25年=銀婚式ということには気付きませんでした。
うーん、そういうことやっちゃうからすごいんですね、耕作。
この2人はきっといつまでもいちゃついてるんでしょうね。

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