ラスト・メメント 遺品蒐集家・高坂和泉の日常/鈴木麻純
死を想い、生を見つめよ。
人が苦手で仏頂面(ついでに腕力なし)、常に気怠げな美貌の青年・和泉。
死者の想いを「鑑賞」し、遺品にまつわる謎を解き明かす!
遺品蒐集を趣味とする高坂和泉は、コレクションに囲まれて満ち足りた日常を送っていた。だが、死を描いた一連の絵画<死者の行進>を追う内に好奇心旺盛でお節介な駆け出しカメラマンの彩乃に出遭い、遺品をめぐる厄介な事件に関わることに……。
生と死をつなぐミステリ・エンタテインメント、開幕!
遺児の元に現れるお化けの正体、老実業家の奇妙な遺言ゲーム、亡き恋人からの最後のプレゼントの行方……
和泉の"鑑賞眼"によって暴き出される真実とは!?
図書館で借りてきました。
表紙を見てどことなくリボーンの雲雀さんに似てるなぁと思ってしまって。
この方の作品気になっていたこともあり、気付いたら借りてました(笑)
【第1話 幼児と死】
【第2話 元老院議員と死】
【第3話 貴婦人と死】
が収録されています。
読み終わって思ったのは「これ絶対続き出るなぁ」でした。
短編連作であるこの作品。
物語は1話ごとに問題は解決しています。
が、明らかになっていない謎も残っているんですよ。
黒幕とでもいえばいいのかな?
その正体も見当はつくんですが、作中では明らかになっていないし、なぜそんなことをしたのかも不思議なんですよね。
その辺についてはきっと次巻以降で明らかにするんだろうな、と。
物語としては、主人公の青年・和泉がヒロインの女性・彩乃と交流していく中で、少しずつ変わっていく感じとでもいえばいいでしょうか。
きっと、そんな感じになるんだと思われます。
和泉の能力はいったいなんていったらいいんだろうなぁ。
作中では「鑑賞眼の一種」と表現されていますが、ちょっとサイコメトリーっぽいなぁと思って読んでいました。「物に触れて過去の出来事や感情を読み取る」って表現だと結構似てると思うんですよね。
まあ、和泉の能力は死者の持ち物(遺品)に対する感度がいいってのはちょっと薄気味悪い気もしますけどね。
続編が出るとして(まあ、十中八九出ると思いますが)図書館にあるなら読んでもいいかな、といったレベル。
1度読んだらもういいかな?と思います。
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