ケモノキングダムZOO 2/もち
ますますやりたい放題のZOO→王国化ギャグ!!
(加速する、上●(うえの)への背徳感…。)
アッパーヤード国の内戦後、国中をボランティアして回ることになったライオン。長老(ハシビロコウ)や孤高の戦士(トラ)ら変態アニマルの数々に、出会ってはツッコミ、出会ってはツッコミ…。最後はTAMA王国もなだれ込み、さすがのつっこみ王ライオンも収拾不能(キャパオーバー)か!?
大人気アニマル・ギャグ、まさかの感動フィナーレ!!!
昨日、購入してきたケモノキングダムさっそく読みました!
前巻が昨年9月だったんですが、この時期に出るのは予定通りだったんですね。
確か2012年冬です。
【獣7 ハシビロコウ】
【獣8 ホッキョクグマ】
【獣9 バーバリーシープ】
【獣10 アイアイの森】
【獣11 ゾウ】
【獣12 北の森】
【獣13 トラ】
【獣14 獅子王】
【獣15 プライド】
【獣16 平和の国】
【かきおろし】
が収録されています。
めちゃくちゃ笑いました。
前半はともかく、後半はシリアス入ってるんですが、それでも笑ってしまいます。
前のページまでドシリアスだったのに、ページをめくったらギャグになってるとか普通にあるので油断できません。
前半は、ライオンの奉仕活動の様子が描かれています。
前巻で内乱の首謀者(黒幕はシロフクロウなわけですが)として牢に入れられることになったわけですが、オオワシの進言もあって奉仕活動を行うことで刑期を短くしようと。
(まあ、刑期とかまったく考えていなかったようですが)
ツッコミであるライオンと真面目だけど天然入ってるオオワシとドSのシロフクロウが中心なのは前巻と同じですね。
後半はTAMA王国の獅子王により、アッパーヤードが乗っ取られてしまったりとけっこうシリアス展開。
前述の通り、ちょいちょいギャグ挟めてくるんですけどね。
死体処理班が一番笑ったかもしれない。てかコンドルくんが登場すると基本笑ってしまう気がする。
獅子王の
「この国に一体なにがあるんだ」へのライオンの答えに滾りました。
すごいいいなぁと。
「ズーラシアのライオン」として見られ続け、自分の居場所を求め続けたライオンがオオワシのそばに、アッパーヤードに自分の居場所をも見つけることが出来たってことなんですよね。
腐女子として気になったのは獅子王がアッパーヤードにやってきたときにレッサーJr.との会話。
「泣かせた女性の数もすごいでしょう」というレッサーJr.に対して
「それは誤解だ美少年。ライオンは同性だって泣かせるぞ」と獅子王。
このセリフは種族としてのライオンだろうからアッパーヤードのライオンもそうってことだとね?オオワシもうやばいんじゃね?とか思って読んでました。
あと、マタタビネタがちょっと気になりました。
かきおろしのオマケマンガでライオンは「成獣になったから家を出た」とあるんです。
そして「マタタビは大人のオスに効く」とあるんです。
けど1巻でもマタタビ使ってて、マタタビ被っちゃったオオワシが襲われかけてるんですよ。
まああんまり気にしても仕方ないかな。
ライオンにとってはゾウのフンがネコにとってのマタタビと同じような効果があるって
ワイルドライフで読んだ覚えがあるんですが、この作品でそれをやってしまうといろいろマズイですよね。
うん、だからマタタビだったんだろうな。
あらすじにもあるとおり、この作品はこれで完結。
すごくもったいないなと思ってしまいました。まだまだ続きが読みたかったです。
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