それでも世界は美しい 4/椎名橙
婆によって泥沼に投げ込まれた塔の鍵を探し出そうと、泥水に飲み込まれたリビ。そんな中、ニケは能力を使うことの出来ない牢屋からの脱出を試み、肉弾で立ち向かっていた ! ニケとリビ、困難に立ち向かう二人の運命は…!? 雨の公国編、遂に感動のクライマックスを迎える!!
先ほど購入紹介した1冊ですが早速読みました!
本当は小説読めればよかったんですが……。
【第15話 ディベロプメント】
【第16話 Innocent world】
【第17話 通り過ぎる風】
【第18話 雨おくり】
【第19話 帰還】
【第20話 Shock of the lightning】
が収録されています。
ほとんどが雨の公国編です。
最後の1話だけ砂の皇国編。
正直、もう買わなくてもいいかなぁ、とか思い始めています。
いやだって、展開が読めるんですもん。
おもしろくないわけじゃないんだけど、どこまでも想定内の展開というか、意外性がないというか。
そんな感じ。
プラトニックな2人に襲い掛かる試練にキュンキュンできるんなら楽しいのかもしれませんが、私どうも楽しめなくて。
いや、キュンキュンは出来るんですよ。でも、楽しめない。
うーん、もったいない。
雨の公国編、前巻の引きで沼に投げ込まれた鍵は本物だったよう。
まあ当然スペアはあったんでしょうが。
婆様の懸念も分からなくもないのですが、ここでリビを殺してしまったらもっと大変なことになっていたんじゃないかなぁ。
リビが死んだら絶対同盟国による報復とかあったと思うんですよね。
特殊能力があるので、篭城することはたやすいと思うんですが、それでも国が滅ぶ危機に陥ってもおかしくはないはず。
……そこまで深く考えちゃダメですね。
砂の皇国編で、太子が激怒している理由とかもう分かりやすすぎるというか。
泉水庭園とニケの雨ふらしに対する態度を見ただけでもわかるでしょう。
というか「砂の皇国」って言ってる時点でたいていの人にはわかると思うんですよね。
これはニケというリビが悪いな、と。
敵に回したくないと言っているのにそういう情報を入手していないとかどうなんでしょうね。
次巻の発売は今年夏。
これだけ言ってますが多分購入するかと思います。
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