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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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亡霊は夜歩く 名探偵夢水清志郎事件ノート

亡霊は夜歩く<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)亡霊(ゴースト)は夜歩く 名探偵夢水清志郎事件ノート/はやみねかおる
亜衣たち三つ子の通う虹北学園には、不気味な伝説がある。『時計塔の鐘が鳴ると、人が死ぬ』。学園祭を前にして突然鳴り出した鐘。亜衣は「亡霊(ゴースト)」と名乗る者からメッセージを受け取る。校庭には魔法円が描かれ、空から机が降る……。それなのに名探偵・夢水“教授”ときたら。福引大当たりの温泉旅行に行くなんて!?


夢水清志郎シリーズ第2弾です。
前回は遊園地が舞台でしたが、今回は岩崎三姉妹が通う虹北(こうほく)学園が舞台です。

虹北商店街シリーズとの互換性がどこまであるのか正直疑問なんですが、こういうクロスは大好きです。
修学旅行前に亜衣がバイトしていた気がするのですが、それが虹北恭助のお店だったかは覚えてません。
どちらも本屋ではあったと思うのですが、店名までは覚えてなくて。

当時、お金がなくて友人から借りてすぐ返してしまったため確認してないんですよね。
虹北商店街の方は持ってるんですが、夢水は文庫化するまで待ちたいと思います。
閑話休題。


『時計塔の鐘が鳴ると、人が死ぬ』
『夕暮れどきの大イチョウは人を喰う』
『校庭の魔法円に人が降る』
『幽霊坂に霧がかかると、亡霊がよみがえる』

虹北学園でささやかれる4つの伝説。
それになぞらえるように不気味なことが起こっていくのですが、誰がどうやって、そして何故そんなことをしたのか……。

おもしろかったです。
この話で校則について触れられているのですが、これを書いたのが教師だってことを考えるとすごく考えさせられます。

あとがきで触れられている校則は本当にびっくりしました。

あんな校則誰も守っていないでしょう。でもあんな校則をずっと残しているってのもすごい。
はやみねさんが資料集めをしていただろうときから15年以上たちました。
今はもうあんな校則がなくなっているといいのですけど。


今回はレーチが登場しました。
いやーいいですよねレーチ。

好きな子(亜衣)にいいとこみせようと、めんどくさい文化祭実行委員会をやってみたりして。
かわいいです。
思わずにやにやしながら読んでしまいますね。
今巻にはありませんでしたが、黒電話との対決もおもしろいんですよね。


「それわた」っていつ発行してるんでしょう。
体育の日が云々、ってありましたから10月ごろの話だと思うんです。
で1年生の亜衣のファンが登場するってことはすでに何回か発行してるってことなんでしょうけど。
ちょっと気になりました。


この巻に次巻に繋がる伏線があったこと今回読んで気づきました。
「映画のイメージガールに応募」ってこれ総生島での撮影ですもんね。
2、3回は読んでるはずなんだけどなぁ。
意外と気づかないものです。

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