魔人探偵脳噛ネウロ 15 闇の隣のインターミッション/松井優征
恐るべき悪の存在の影を感じながらも、弥子の周りには楽しい話もいっぱい! 今まで秘められていた、様々な人達のエピソードをご紹介。そんな中、警察内では人事異動の風が巻き起こり、笹塚と石垣の班にもついに亀裂が…!?
かなり久しぶりのネウロです。
前巻を紹介したのが2012年11月なので一年ぶりかー。
第125話 母【はるか】
第126話 ?【だんじょ】
第127話 ☆【はんにん】
第128話 ?【けいさつ】
第129話 虫【むし】
第130話 宅【マニア】
第131話 夢【ゆめ】
第132話 愚【バカ】
第133話 魚【さかな】
が収録されています。
126話は♀マークの下が↓になっている造語ならぬ造記号、128話は地図記号の警察マーク(○の中に×)がタイトルになっています。
ネウロって時々こういうタイトルがあるんで、各話タイトルをのせたい身としてはちょっと困ります。
ついでに、ヒグチさんの漢字も変換出来ないんですよね。
正しくは竹冠に匪なんですが、出ないのでたいていのサイトで「匪口」表記にされてるんですよね。
時々、以前「樋口」表記を見たことがありますが、さすがに「樋口」だと違和感がありますね……。
125話は弥子のお母さんの話で、126~128話までは今までの関係者たちの話になります。
129話からは今までのような事件の話ですが、狸屋事件の時に登場した女性刑事・轟さんが準レギュラー化したり、シックスサイドが動き出す様が語られたりしているんです。
正に、「嵐の前の静けさ」って感じ。
ただし、重要人物である「おじさん」が登場したりもしているので見逃せない1冊でもあるんですけどね。
モノローグに「この人が私達にとって重要な人物となるとは… その時は予想だにしなかった」とあるんですが、まさにそんな感じ。
この人の正体が明かされたとき、本当に驚きました。
本誌で読んだ時はこのおじさんの話がああつながるとは思っていなかったなぁ。
最終巻の作者コメントで、これがきちんと考えられて置かれた布石だとあって、すごい頭のいい人なんだなぁと感心した記憶があります。
今巻で一番驚いたのは望月さんの奥さんかもしれない(笑)
望月さんは吾代さんが出向している調査会社の社長さんなんですが、元刑事でいくつなのかな?
50代とかそんなもんだと思うんですけど、奥さんがまさかの未成年!
しかも亭主関白っぽいんですよ。吾代さん相手にテカテカしてるイメージが強かったんですけどね。
今回、石塚さんについて言及されているんですが、なんでこの人刑事やってるんでしょうね?
正直、石塚さんは刑事より鑑識の方が向いてるんじゃないかなって連載当時から思っていました。
手先器用だし、変なところで集中力あるしいけそうだと思うんだけどなぁ。
シックスと葛西以外の新しい血族が登場しています。
えー、シックスがドSなのはわかってましたが、ナイスバディのお姉さんが靴の裏まで舐める様(SM?)をジャンプで見ることになるとは思ってなかったです。
シックスは、サイに残っていた電子ドラック――HALのデータからネウロの力が無限ではないことを知り、波状攻撃をしかけてくるようです。
まずはDRなる新しい血族が日本で何か起こそうとしているってところで今巻は終了です。
今度はあまり間をあけずに紹介したいです。
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