忍者ブログ

(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

銀河鉄道の夜 愛と青春の名作集

銀河鉄道の夜 愛と青春の名作集/宮沢賢治


図書館で借りてきました。
手元にあるのは上の画像とだいぶ様子が違うのですが、古い本だしどこかでデザイン変更でもされたのかな?


【どんぐりと山猫】
【注文の多い料理店】
【水仙月の四日】
【山男の四月】
【かしわばやしの夜】
【月夜のでんしんばしら】
【鹿踊り(ししおどり)のはじまり】
【なめとこ山の熊】
【セロ弾きのゴーシュ】
【銀河鉄道の夜】

の10編が収録されています。
さらに、
【解説/山本太郎】
【年譜】
【「銀河鉄道の夜」をどう読むか/高橋俊三】

も同時に収録されています。
【解説】【年譜】は子ども向けに、といった配慮が一切されていないのでちょっと対象年齢が高め。
【どう読むか】では読書感想文の書き方なんてものにも言及されているので中々勉強になりました。
ただ、書かれているような本の読み方は自分には出来そうにないので、本当に参考にしかなりませんでしたが。 そもそも図書館の本とか多いですし、自分で買った本だとしても本に書き込みするのもドッグイヤーするのも嫌なのでマネは出来そうにありませんでしたね。


さて、本題。
なんといったらいいのでしょう。
原文を新かなづかいになおしてあるものなので、古い作品の割には比較的読みやすかったです。
今ではもう使わないような表現や漢字もありちょこちょこ突っかかってしまいましたが、それを鑑みても読みやすかったと思います。

作品の中に何度も出てくる詩というか歌のようなものの効果を思うとあまり原文からかけ離れてしまうのも問題でしょうし、これはこれでいいのだと思います。

作品のほとんどに動物が登場し、朴訥としたけれどどこか幻想的な様が描かれています。

表題作の【銀河鉄道の夜】は端的にいうとジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道に乗り旅する話なんですが、綺麗で幻想的でそれでいて切ない。
そんなお話でした。
けして長いお話ではありません。10編通して読んでも数時間で読み切れます。
長く名作として受け継がれるものにはきちんと理由があるのだなと改めて関心させれました。

たまにはこういう本を読むのもいいですね。
このシリーズ?名作集?図書館で何冊も並んでいたのでまた別のものを借りてきたいと思います。

拍手[0回]

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

ad


ランキング



ブログランキング・にほんブログ村へ

カテゴリー

バーコード

ブログ内検索

プロフィール

HN:
柊木かなめ
性別:
女性
職業:
北海道のド田舎に住む会社員
趣味:
読書
自己紹介:
隠れ腐女子・柊木かなめのだいたい感想ときたま日常。
腐った視点からの感想もあるので苦手な方はご注意してください。
ツイッターやってます

何かあればこちらから→お問い合わせ

※当ブログはamazonアソシエイト並びにGoogleアドセンスを利用しています。
詳しくはこちら

ブログ村ランキング

広告

マクロミルへ登録 忍者AdMax

アーカイブ

Copyright ©  -- (腐)的感想文 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]

PR