ジュディ・モードはごきげんななめ ジュディ・モードとなかまたち1/メーガン・マクドナルド(絵/ピーター・レイノルズ 訳/宮坂宏美)
今日から新学期。 でも、ジュディは、朝から「ふきげんモード」。
なぜって、休みのあいだにトクベツなことをなんにもしてないから。br
おしゃまなジュディと弟のスティンク、親友のロッキーがくりひろげる楽しい物語。
図書館で借りてみました。
でも、先に読まなくちゃいけない本もあるんですよね汗
主人公はタイトルにもなっているジュディ・モード。
ジュディは新学期から3年生になる女の子。
不機嫌だと「ガオ!」とか言っちゃうし、思い出のTシャツがないからと自分でマジックで「あたしはサメを食べた」なんて書いちゃうようなちょっと変わった子なんです。
でも、読んでいてすごく懐かしくなれるそんなお話でした。
ひとつ下の弟・スティンクの扱いがすごく雑だったり、変な噂のある男の子のことを毛嫌いしてみたり(でも実際に関わりあって友達になれるんだから根はいい子なんですよね) 。
ガチャガチャでレアものを狙ってみたり、綺麗な石をみつけて喜んだり、。
秘密のクラブを作ってみたり、よくわからないものをコレクションしたり。
と、小学生の時のアレコレをものすごく思いだすお話でした。
でも、ジュディの行動ってどっちかというと女子というより男子小学生っぽい気がします(笑)
「マウス」というネコを飼っていたりしてなんだか捻くれてるなーと思いつつ読んでいたのですが、このマウスはおばあちゃんなんだとか。
おばあちゃんと言われる年齢のネコってことは、もしかしてマウスって名づけたのはジュディの両親なのでは?なんて想像してしまったのですが、ある程度の年齢で拾ったり迎え入れて いればジュディが名づけていてもおかしくはないんですよね。
どちらにしろ、ちょっとめんどくさいジュディを受け入れているおおらかな両親ですから、まああんまり気にかけても仕方ないですね(笑)
学校の課題である「自己紹介コラージュ」を作りながらすすむエピソードの数々は読むうちに、はじめはなんだか生意気だなと思っていたジュディが可愛く思えてくるのです。
不機嫌だったりご機嫌だったり作中で登場する『ヘッダ・ハヤク・ヨクナッテ』のようにクルクル変わるジュディの何気ない日常がこんなに楽しいのはこの年代の特権だと思います。
続きが何冊も出ているようですね。
地元図書館にも何冊かあるようなので機会があれば借りてきたいと思います。
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