赤髪の白雪姫 1/あきづき空太
生まれつき赤い林檎の様な髪を持つ白雪。珍しい髪色を悪名高いラジ王子に気に入られ困った白雪は生まれ育ったタンバルン国を出ることに。隣国の森に辿り着きそこで出会い力をかしてくれたのはクラリネス王国の王子ゼンだった!! 運命切り拓くファンタジーロマン登場――★
少女漫画が読みたいなーと思って引っ張り出しました。
はじめ夏目友人帳を読もうかとも思ったのですが、妖怪率高すぎるのでちょっと自粛しました。
自分でも思うのですが、本当そういう妖怪とか超能力とか大好きだなぁ、と。
この本を初めて読んだのは古本屋。
そのときの印象は「なんか川瀬夏菜さんの
知らない国の物語 や
ラピスラズリの王冠 っぽい」だったんですが、赤髪の方が私は好きです。
【第1話】
白雪とゼンが出会う話。
ラジ王子の申し出を受けたくないがゆえに、国外逃亡を図ります。
白雪の行動力はすごいですね。そしてラジは本当におバカ。
でもラジ王子がいなければ白雪がタンバルン脱出をはかることはなくゼンと出会うこともなかったってことだからなぁ……。
そこは感謝すべきかな。
ラジ王子の従者が気になります。
従者が主を敬語なのにバカにしてるってのが実は好きです。
太臓もて王サーガの悠とかそういうの。
【第2話】
白雪が捕まりそうになる話。
「タンバルンのバカ王子が手に入れ損ねた赤髪の娘」ということで噂が広まってしまったがために、悪い意味で白雪に価値が見出されます。
巳早は確か再登場してたと思うのですが、こういう人ってけっこう嫌いになれませんね。
でも正直な話、若干オビとキャラが被っている気もしないでもない。
捕まってもただ助けを待つだけじゃないってのがとても白雪らしいな、と。
白雪って自分の進むべき道を自分で決めて切り開いていくイメージなので、ここでただ助けを待つだけだったらすごい違和感があったと思います。
あのタイミングで助けにくるゼンはまさに王子ですね(笑)
【第3話】
白雪とゼンが引き離されそうになる話。
最新刊で再登場したハルカ侯爵とオビ登場回。
まあまだオビの名前明らかになってませんけどね(爆)
ハルカ侯爵の考えは白雪と実際に接してみたら絶対に湧かないでしょう。
でも、白雪の存在が傍から見たら「王子に近づく街娘」なのも事実なんですよね。
なので白雪が「自分の力で門をくぐってゼンの味方になりにくる」と宣言します。
門をくぐる方法については次話で。
【第4話】
白雪が宮廷薬剤師の試験を受ける話。
「自分の力で門をくぐる」。そのために白雪は試験を受けます。
まあ1話で薬剤師をしていると言ってましたしね。
白雪が兵士たちの中で大人気ですね。
まあ、目立つ上に可愛いし性格いいしなぁ。
ハプニングがあったもののどうにか試験を終え後は結果を待つだけ。
結果は次巻でだったかな?
【八月の四季彩】
夏休み田舎の海で出会った少年少女の話。
デビュー2作目の作品だとか。ストーリーが好きです。
オチを言ってしまうと未読の人の楽しみを奪ってしまいそうなので言いませんが、このオチは好きだなぁ。
四季彩というタイトルは読み終えるとなるほどと思わされます。
おまけ頁のラジ王子の話は笑いました。
明日はそろそろ何か小説読もうかな。
[1回]
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