れでぃ×ばと! 3/上月司
――夏。それは開放的な季節。
――夏。それはいたずらな季節。
まさにその、夏。
事件は起こるのでございます……。
と、いうわけで。なんと秋晴がセルニアの自宅へ二白三日のお泊まり旅行に行くことに!? お泊まりとなればそりゃもうドキドキワクワクなイベントがてんこ盛りに待ちかまえているわけでして……?
そのほか、四季鏡の意外な「オトナの事情」が発覚したり、今回も一冊まるっとどこ見ても波乱万丈!
お嬢様たちと過ごすどたばたな夏をお楽しみください♪
前巻の紹介したときに、「最終巻が発売するまでに急いで紹介してしまいたい」とか書いてるのですが、すっかり忘れてました。
うーん、自分の記憶力が怪しいなぁ。
今回も3話収録されてます。
まず6話。
秋晴が殺されかけます。ええ、ガチで。
今回秋晴が知り合うお嬢様はアイシェ=ハディム。
中東の富豪のお嬢様で、宗教的な点からいろいろな制約があるらしく、肌を見せるのもダメ、自分で食事をするのもダメ、会話をするのもダメとかなり厳しい戒律なんだとか。
秋晴がそんなお嬢様の裸を見てしまうわけですからね、侍女であるヘディエに「結婚か死か」を迫られるんですよ。
アイシェ自身が秋晴との婚姻にけっこう乗り気らしいので、これから先どう行動してくるのか楽しみです。
そしてこのわけわかんない感じは好きだなぁ。
第7話は四季鏡姉妹の話。
実は四季鏡は元々上育科の生徒だったものの、家が没落したために、技術を身につけ家族を支えたいがために従育科に入ったのだとか。
だから四季鏡はあれだけ空回りしているものの頑張ることをやめないんですね。
そしてなんともエロい四季鏡のお姉さん・沙織さんが登場します。
ドジとかそういうレベルじゃないんですよねぇ。そして、変な知識ばっかりあるので秋晴もたじたじです。
第8話はお泊まりの話。
秋晴がセルニアの家――というか屋敷?に泊まりに行きます。
セルニアのお父さんなんかも登場するのですが、結構好きです。巻き込まれる側からしたらたまったもんじゃないですが、茶目っ気溢れる英国紳士というのはなんともいい感じですね。
秋晴の酒癖の悪さが明らかになります。
子どものころも怖かったのでしょうがコワモテに成長した今はよけい怖いんだろうなぁ。
そして、海というか島というか。
水着回でもあります。
セルニアと朋美だけですけど。その場に大地もいるわけですが、さすがにまだ大地の水着は無理ですね。
朋美との遠泳勝負の途中、セルニアが溺れてしまい秋晴が救助にあたります。
役にたつのか疑問だった従育科の授業が役にたちました。
最後、命を助けてもらったお礼ということで秋晴の頬にキスするわけです。
それを目撃してしまった朋美。自身の気持ちが把握しきれない朋美が次巻から仕掛けてくるよう。
楽しみです。
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