れでぃ×ばと! 9/上月司
荒れ狂う吹雪に遭難した秋晴と「彼女」は、なんとか小さな山小屋へと辿り着く。密室で、二人きり。そんな状況でランプの灯りがほのかに照らし出すのは、全てを脱ぎ去った白い背中だった。
……そして、彼女は囁く。
「さあ――早く、日野さんも……」
――そのお誘いに秋晴は……っ!?
いきなりなんだか窮地っぽい秋晴をこれでもかと立て続けに襲うのは、二人揃って『色々超やる気』の四季鏡姉妹と、セルニアに『してあげる』展開!?
全方向に超オオゴト事件連続勃発の第9巻ですっ!!
四季鏡姉妹が表紙の9巻です。
今巻はなんとなく大人しい印象でした。
あれ、そういや今回は朋美がちょっとしか登場してませんね。
あ、全然関係ないんですがグリムス移植してきました。もう1つのブログあんまり更新しなくなって元気なくなってしまったので。
こちらならキーワード書くことはなくても毎日更新はしてますからね。
『第21話』は海外の雪山で遭難しかける話。
とりあえず、四季鏡の面倒を秋晴に見させるのやめるべきだと思うのです。
なんていったらいいのかな。
秋晴もだいぶマシになってきたとはいえ、ああいう場所では自分の面倒をみるだけで手一杯なはず。
ならばある程度余裕のある他の生徒――たとえば大地とか――とペアにすべきだと。
マジメに語ってみましたけど、それじゃ物語的に微妙かな。
大地が四季鏡のスタイルに嫉妬してたりとかあるから1度か2度なら物語としても楽しめると思うのですが。
本編の方は、まさかの深閑との密着ネタ。
秋晴がドキドキしちゃってるわけですが、読んでる側としてはそこまででも。
2人の会話の方に意識がいっていました。
なんというか、終わりが近づいているのかなと思わされる会話でした。
四季鏡姉妹は悪気がないから責められないんですがいろいろ酷いですよね。
次は
『第22話』。四季鏡姉妹とちびっ子2人の話。
すっかり忘れてましたけど、四季鏡姉こと沙織さんとピナの間に何かあるらしいことは
1話で出ていたんですよね。
沙織さんは可愛いものをめでたい性質らしくかまいすぎて嫌われる、てやつらしいです。
四季鏡姉妹がパワフルでスタイルいいってのも問題あるみたいですけどね。
みみなとピナ、四季鏡のやりとりは見ていてかわいらしかったです。
なんというか、小学生と面倒見ているお姉さんみたいな感じでしたけど(笑)
とりあえず、四季鏡に漫画製作は手伝わせちゃダメだと思う。
最後、
『第23話』。
従育科試験でセルニアの部屋を訪問する話。
風邪で具合の悪いセルニアが意地張ったりするわけですが、これ風邪の原因となったのが秋晴がランニング中の姿を見ようと寒空の中、バスローブ姿で待っていたから余計だったんだろうなぁ。
秋晴はその日は早起きしてセルニアがベランダに出る前にすでに通り過ぎていたってことみたいなんですが。
秋晴がああいう行動をとったのは、混乱していたからなんだろうなぁ。
冷静なようでテンパってたと思うのです。多分、自分1人だからこそああいう反応になったんだと思います。誰かがいたらもうちょっと冷静に動けたと思う。
弱っているからこそ、静かに会話できた2人。
秋晴の語りを聞いて、確かになぁと妙に納得してしまいました。
従育科のまとめ役のようになっていること、ピナやみみなといった扱いが面倒であろうちびっ子たちと付き合っていられるということを見てもわかりますよね。
そして、ようやくセルニアが何かしら仕掛けてくるようです。
次巻も楽しみ。
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