れでぃ×ばと! 10/上月司
見た目“やんきー”な執事候補生・秋晴。いつも受難続きだが、今回はなんと、先日交わした約束どおり、“れでぃ”たちとデートすることに!?
アキバ系王女様ピナとは観光スポット・秋葉原へ。みみなや鳳も従えて、オタクの聖地でとんでもない展開に……!
生粋の英国令嬢セルニアとは二人っきりで庶民派屋台でお食事に。こっそりとあとをつける朋美と大地はその様子を見て気が気じゃないようで……。
さらには大地を伴って、女子二人とダブルデートまで! ドジっ娘メイド早苗と体を絡ませ合いながらの氷上スケートという未知の経験を堪能する……!!
お嬢様&メイドさんとドキドキな逢い引き3連発な最新刊ですっ!
新年1冊目の小説はこちら。自分でもなんで?と思うので、あんまり気にしないで下さい。
つい最近、作者のツイッターで呟かれていましたが、最終巻は3月になるようです。
まだ、ブクログでは表示されないようですが、楽しみです。
まずは10巻から。
今回もいつものごとく3話収録されていますが、すべてお出かけというかデートの話です。
はじめに
『第24話』。
ピナ、みみなのロリっ子コンビと鳳という珍しい組み合わせのもと秋葉原に向かいます。
作中で秋晴も言ってましたが、ピナが秋葉原にいったことがなかったってのがちょっとびっくり。
彼女のテンションは高すぎて、秋晴の判断は正しいものだったのだなーと。
みみなとピナの性格の違いすぎるちびっ子2人の相手を学内ならともかく学外で1人でするのはちょっときついものがありますからね。
みみなが可愛かったです。
今まで友達がいなくて、体が弱かったから友達と一緒に遊ぶということが出来なかった。だから、友達と遊びに行くという行為自体が楽しみだったと。
うーん、こういう子は本当に好きです。
それにしても、ピナって一国の王女様なわけでしょう?
学外に出るのに護衛とかいなくていいのか。
次は、
『第25話』。
セルニアとたこやき食べに行きます。
前巻の看病のお礼というのも兼ねてのこと。
秋晴以外の存在ならもっと喜んでもいいことなんだろうな。
秋晴とセルニアは喧嘩友達というか、そんな感じ。
お互い一緒にいると意見が合わないけれど、自分の意見を遠慮なく放つことができる存在でもある、と。
うーん、この2人は恋人というより仕事上のパートナーとかの方がいい気がする。
秋晴が目指すのが執事であるということを思えば、それはそれでいいのかもしれない、と思いました。
朋美と大地、そしてヘディエ&アイシェ主従が尾行しているわけですが、ヘディエはまた何か仕掛けてくる気なのかなー。
最後、
『番外編 トラブルだらけのダブルデート?』。
従育科のクラスメイト・岡さんと大地、秋晴と四季鏡でダブルデートします。
冬だからってこともあるのでしょうが、スケートをするんです。
が、チョイス間違ってる気がします。
なんで四季鏡を呼んでおいて、スケートなんか行くかな。
秋晴と仲のいい従育科の女子を、ってことで四季鏡が選ばれたのはわからなくもないんですけどね。
ちょいちょい腐向け要素を入れてくるのは何故なんでしょう。
三家と大吉とか、岡から見た大地と秋晴だとか、極めつけは秋晴と中学時代の友人。
なんだそれと吹きかけました。いや、その友人は断りの文句を考えるのが面倒でそう言っていたのいう可能性も無きにしも非ずですが、きっと違うよなぁ。
こう言ってはなんですが、この作品にそういうの求めてる腐女子ってかなり少数派だと思うのですが。
私も腐女子ですが、この作品ではそういう萌え方したことないですよ。
しようとも思ってないですし。
本編に戻って。デート自体はまあ何とか終了し、帰りの電車に乗り遅れたために、岡と大地、秋晴と四季鏡がそれぞれ二人っきりになるわけです。
で、その時に大地は岡との会話で自分の秋晴に対する思いが恋であると自覚してしまったと。
うわー、次巻もまた楽しみです。
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