夜桜四重奏 1/ヤスダスズヒト
彩の町・桜新町を舞台に巻き起こる幻桜奇譚
夜の桜新町に続発する奇怪な事件
人外の力を得た者たちの跋扈、混沌の度を深める桜並木の町
それに立ち向かうのは『比泉生活相談事務所』の面々
新感覚ハートフル・アクション、いよいよ開幕!
デュラララの挿絵で有名なヤスダスズヒトさんの作品です。
ぶっちゃけ、私がヤスダさんのことを知ったのはこっちが先だったりします。
というのもこの作品ってシリウス創刊時からかな?連載していて、妹が西尾維新さんの連載目当てでしばらくシリウス購入していたので、初期作品はある程度読んでいたんですよ。
雑誌の購入はやめてしまったし、近所の本屋でシリウス置いてないんで立ち読みできないし、すべての単行本を買うわけにはいかないし、その後どうなったのかわからない作品が多々あります(汗)
【サクラサク】
【キミヲマツ(前)】
【キミヲマツ(後)】
【ソノカクゴ】
【ツムグウタ】
【エクストラ】
が収録されています。
エクストラに関しては、単行本書き下ろしの公式パロディなのでちょっと違うかも。
ちょっとエッチなラブコメ風パロディです。
マガジンとかでありそうな展開です。
ジャンプでいうと
いちご100%とか
To LOVEるとかそんな感じ。
かなり久しぶりに読んだのでいろいろ懐かしかったです。
メインキャラクターは4人。
一般人であり、比泉生活相談事務所の所長・秋名。
桜新町町長で、常人離れした身体能力をもつヒメ。
巨乳めがねっ子で言葉を具現化する能力を持つ言霊使い・ことは。
人の心を読み取る妖怪「サトリ」であるケモミミ少女・アオ。
今巻は1巻ということもあり、それぞれの能力の説明なんかがメインです。
まあ、秋名に関してはまだ明かされていませんけど。
それに関しては多分、物語の根幹に関わってくることだからなんだろうなぁ。
【キミヲマツ】のヒメの「街のために」って発言を読んでいてふと涼宮ハルヒを思い出しました。
溜息のときにキョンが鶴屋さん家でキレるシーンっていえばわかりますか?
まあ、ヒメはあそこまでひどくなかったですけど。
なんというか本当に伏線だらけです。
桜新町に根付く7本の霊桜「七郷」。
妖怪に「堕ちる」というのはいったいなんなのか。
暗躍する男――アオの兄であり秋名の友であったと思われるギンはいったい何がしたいのか。
次巻以降少しずつ明らかになっていくかな?
楽しみです。
[1回]
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