NARUT-ナルト- 1 うずまきナルト/岸本斉史
ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!! そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?
ようやく、ナルトを読み始めましたよ。巻数が巻数なので、なるべくなら一度に数冊ずつ紹介してしまいたいんですが、時間的にちょっと厳しそうです。
というか、1巻を開いたのっていったい何年ぶりだろう。2、3年は絶対読んでないよなぁ。
【1:うずまきナルト!!】
里のおちこぼれがどうにかして認められようと禁術の記された巻物を持ち出してしまう話。
里一番の忍者を目指すナルトですが、実力が追いついていません。
術も不発ばかりな理由はちゃんとあるのですが、まだ触れられていませんね。
まあ、ミズキのセリフが深読みすれば伏線になるのかもしれませんが。
忍術学校を卒業試験にも合格することができませんでした。
ミズキにそそのかされるままに、禁術の記された巻物を持ち出してしまいます。
ミズキはナルトに罪を着せて巻物を持ち出したかったわけなんです。
……ナルトは罪を着せるのにちょうどいい人材だったから。
ナルトには、12年前に里を襲った化け物――九尾が封印されているんです。
歴代最高といわれた4代目火影が命をかけて生まれたばかりの赤子に封印したんです。
4代目は赤子を英雄として扱ってほしかった。自分の身を封印のための入れ物となってくれたわけなんです。
でも、実際はそうはならなくて。“九尾”として忌み嫌われるナルトは見ていてつらかったです。
だから、イルカ先生が身をていしてナルトを守ったときに若干うるっときてしまいました。
昔は泣いてしまった記憶がありますが、今はもうさすがに泣けなくなってしまいましたね。
最後、イルカ先生を巻物の術『多重影分身の術』でミズキから守って、忍者としての一歩を踏み出したってところで1話は終了。
【2:木ノ葉丸!!】
3代目火影の孫・木ノ葉丸が登場する話。
木ノ葉丸の登場が早いのは覚えていましたが、まさか2話で登場しているとは。
銀魂で長谷川さんが神楽より先にでていたこと並に驚きました。
木ノ葉丸は3代目火影の孫。
だから「木ノ葉丸」としてよりも「火影の孫」として見られることが多かったのだとか。
まあ、仕方ないのかなぁとも思いますが。火影は里のものたちにとって英雄ですから。
「木ノ葉丸として見てもうために早く火影の名がほしい」と語るわけですが、その道はそんなに簡単なものではない、と。
ナルトが実感として語るわけですが、本当にナルトは良き兄貴分ですね。
ナルトがこういう小さい子と遊ぶことを親やなんかはエビスのように冷たい目でいやがったんでしょうけど、子供たちの面倒とかよく見てくれそうですよね。
火影の名をかけて良きライバルとなった2人。こういうほのぼの展開は好きです。
2話でやることじゃない気もするけど。
【3:うちはサスケ!!】【4:はたけカカシ!!】【5:油断大敵!!】
【6:サスケ君に限って…!!】【7:カカシの結論】
はじめての任務(というか演習)を行う話。
下忍3人と上忍1人で4人1組(フォーマンセル)を組むことになります。
チームを組むことになったメンバーは、有名なので皆さん知っているかと思いますが、うちはサスケと春野サクラ、そして上忍で先生でもあるはたけカカシ。
カカシ先生から鈴を奪うことが出来なければ、忍者学校(アカデミー)へ再び戻らなければならないんです。
参加するのは3人なのに、鈴は2個しかない。
誰か一人は必ず失格になってしまうんですね。
しかしながらカカシ先生との力の差は歴然としていて。
カカシ先生はィチャパラを読みながら、ナルトの相手をしていたりするんです。
まあ、里でもかなりの腕前をほこる先生ですからね。忍者学校の卒業したての子どもが叶うわけない。
学校をトップで卒業したサスケですら、「イチャパラ(ちょっとエッチな本)を読む余裕がない」と言わせる程度とちょっと厳しいものがあるんです。
午前中の演習を終えて、カカシに告げられたのは「全員忍者をやめろ」ということ。
その発言の理由は次巻にて。
久しぶりに読んだナルトは記憶よりもサクラちゃんがウザイ。
親がいない云々は本当にどうなの?って思ってしまいました。
3代目が言っていた「親の態度が伝わって」ってのはこういうのなんだろうなぁ。
次巻もそのうち読みたいと思います。
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