アイシールド21 5 POWERFUL/村田雄介(稲垣理一郎)
決勝で待つ…。王城、進の言葉を胸に基礎練習に励むセナ。そして新入部員5名を加え、秋季大会へ向け活気づくデビルバッツだが、またしてもヒル魔の画策で、とんでもない相手と戦うことになってしまい…!?
ぼろぼろのハァハァ三兄弟が表紙です。
前巻を読んだときに、スフィンクスの学校名が思い出せないとか書いてるんですけど、太陽ですね。
帯に太陽スフィンクスとあって「ああ!」となりました(笑)
【35th down 騎士VSガンマン】
西部ワイルドガンマンズVS王城ホワイトナイツの続き。
春大会決勝の話なんですが、まさかまさかの王城が負けているってところで前巻は終わったんでしたか。
ルートの説明もかねていますね。
西部のすごさはキッドと鉄馬の2人。
ルートを忠実に走る鉄馬とそれを知り素早くパスを投げることのできるキッド。
以前進が言っていた「触れもできないものにどんなパワーも通用しない」を思い出させるような試合運びですね。
が、頼みの綱である鉄馬が体調不良で戦線離脱。
試合は辛くも20ー21で王城の勝ち。
試合が終わり、監督に檄をとばされる王城メンバー。
進はそんなときにセナが――アイシールドがきていることを知り、ふがいない試合を見せた自分に怒りを覚えます。
まあ、説教受けている最中によそ見してんじゃないよってのはつっこんじゃだめですね。
セナもセナでこの試合をみて何か思うところがあったらしいですね。
【36th down ヒーローは基礎固め】
基礎の大切さとロッカールーム作りの話。
1勝ごとに部室増築の話になっているらしく(さすがヒル魔)、賊学戦勝利記念にロッカールームが建設されます。
基礎体力作りをかねて建設の手伝いをします。
おっさん扱いされている武蔵ですが、1こ上なだけなんですよね。
まあ、この時点ではまだ存在すらうっすらとしか明かされていませんが。
基礎の大切さがここでも説明されていますが、こういう努力のあるなしの差が神龍寺戦でのあの展開に影響してくるんだろうなぁ。
そして、武蔵の父の入院先に桜庭が入院しているらしいことが判明してお見舞いにいくことに。
【37th down ヒーローの資格】【38th down ホンモノ・ヒーロー】
桜庭のお見舞いに行く話。
泥門VS王城戦でフィールドに乱入してセナと激突、鎖骨(?)を折ってしまった桜庭。
彼は周りにヒーローとエースと盛り立てられて精神的に辛い目にあってました。
そんな彼の回想シーンなんかがメイン。
進はもともと桜庭のおまけというか、桜庭とセットでアメフト部に入部したんですね。
先輩たちはそんな進のすごさに全く気付いてませんが、ショーグンは一目で進の才能に気付いています。
さすがです。
「自分はヒーローなんかじゃない」と気付いている桜庭。
しかし、たまたま同室だった少年・虎吉が桜庭をヒーロー視していて。
アイドルだからヒーロー視されていた桜庭にとって、プレイを見て憧れられるのはあまりないことだったんでしょうね。
だって、ファンの女の子たちってルールすらあんまりわかってない感じじゃないですか。
一度は虎吉の思いを拒絶する桜庭ですが、虎吉が怪我でタッチフット(アメフトの簡単版・タッチで倒したことになる)の最後の試合に出られないことになって。
その様をみて、本当に強くなることを宣言します。
セナも桜庭も現時点では偽りのヒーローでしかありません。
嘘が本当になるように、がんばれ。
【39th down SPY0021(スパイゼロゼロニジュウイチ)】
月刊アメフト杯の話。
ロッカールームが完成します。
モン太はモン太のネームプレートだし、ハァハァ三兄弟はひとくくりだしとちょっと扱い酷い感じですね。
まあ、モン太は納得したし、三兄弟に関しては後々変更がありますからね
月刊アメフト杯はアメリカの高校チームと対戦することが出来る、というもの。
でも時期的に関東大会真っ最中。
関東大会にもいけないのにアメリカチームに挑戦とか無謀ではありますが、それに挑戦するのがヒル魔ですよね(笑)
しかしながら、抽選というのは嘘。
実際はアメリカと戦っても体格負けしない重量級ラインを誇る太陽スフィンクスが代表として対戦することが決まっていたのです。
しかしそのまま終わらせてはヒル魔じゃありません。
雑誌社のパソコンを乗っ取って、メールやらなんやらを偽造。
対戦の打ち合わせに来ていた太陽と日本代表決定戦を行うことになります。
一方その頃、ハァハァ三兄弟はネガを探すものの見つけられず(とりあえずヒル魔がネガをそんなわかりやすいところにおいておくわけがないと思う)、退部すると宣言するわけです。
その後、たまたま寄ったファミレスでは太陽メンバーもいて。
賊学戦のとき話が話題にのぼるわけです。
「51、52、53はどクズらしい」と。
それぞれ十文字、黒木、戸叶ですからね。そりゃあ、怒ります。
しかしながら、三兄弟では太陽の重量級ラインの要である番場に勝てるわけもなく、あっさり負けてしまいます。
その惨めな結果に奮起した三兄弟。「負けっぱなしは趣味じゃない」と。
それぞれ特訓の成果がでて少しずつではありますが、ベンチブレスの結果がよくなっています。
こちらにも頑張って欲しいです。
【40th down 闘えラインマン】【41st down POWERFUL】
【42nd down 小市民は挑戦者を笑う】【43rd down パワーVSテクニックVSパワーVSテクニック】
日本代表決定戦、太陽スフィンクスVS泥門デビルバッツ。
神奈川で行われる試合なわけですが、恋ヶ浜キューピッドの初條でしたっけ?
彼女と試合見に来てますね。
試合は太陽が有利で進みます。
まじめに取り組み始めてからそんなに月日がたっているとは思えません。
さすがにそう簡単にかなう相手ではないですよね。
ラインマンにとって最大の屈辱であるらしい青天(仰向けにひっくり返されること)を何度も晒してしまいます。
しかし、何度も何度も青天を繰り返してもう羞恥心などとんでいってしまったようでもあります。
前衛は太陽が、後衛は泥門が有利のようなんですがラスト、十文字が太陽のラインを崩したところで今巻は終了。
賊学連中を相手にして生み出した技のようなんですが、詳細は次巻ですね。
これで試合バランスが崩れて泥門に有利に傾いてくれるといいのですが。
なんとなく試合運びは覚えていますが、楽しみです。
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突然ですが、今日は相互リンクのお願いに参りました。
誠に勝手ながら当サイトに貴サイトへのリンクを設置させて頂きました。
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Re:相互リンクのお願い
こちらからもリンクを貼らせていただきましたのでご確認下さい。
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