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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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鏡のなかの迷宮 ガラスの言葉

鏡のなかの迷宮 ガラスの言葉/カイ・マイヤー(訳/遠山明子)
ついに明かされるメルレ出生の秘密!
厳冬のエジプトで、待ち受ける驚くべき真実とは?

魅惑の水上都市ヴェネチアを舞台にしたファンタジーファンイチオシの話題作!
スリルあふれる新冒険ファンタジー待望の完結巻!

親友ジュニパの裏切り、そしてバーブリッチ教授が別れぎわにのこした謎の言葉……。
さらに、厳冬のエジプトでメルレを待ち受ける意外な真実とは?

かつてないスリルとスケール!
ドイツを震撼させた壮大な新(ネオ)冒険ファンタジー衝撃の結末!


図書館で借りてきました。
3巻完結なので、あらすじにもあるとおり、これで終わりになります。


読み終わった正直な感想としては、微妙の一言につきました。
以前読んだ同作者のシリーズ七つの封印よりはいいけど、絶賛するような作品でもないな、と。
というか、七つの封印自体の評価が低いので、それと比べていいってのは最低限のラインになるのかな、と。

前に、ブクログの感想で見た感動云々はラストのメルレのために自信を犠牲にしたゼラフィンについてのことだと思うんです。
が、正直……。
私も泣きそうになりましたが、意味が全然違うんですよ。

雑音除けにiPodで音楽聞いてたんですが、この本読んでる最中夏目友人帳の主題歌集が流れてたんですね。
夏目ってだけでもう結構切なくなってたんですが、上記のシーンのときに蛍火の杜へ の主題歌?テーマ曲?が流れてきて、歌聞いただけでギンと蛍の切ない恋を思い出してしまい……。ええ、泣きそうになりました。
なので、メルレとゼラフィンの恋で泣きそうになったわけではないんですよね。


ドイツでベストセラーになったらしいこの作品ですが、私には何も響きませんでした。
1巻を読んでしまったからと義務的に読み続けましたが、久しぶりに読むのがつらかったです。
読み続けるうちにおもしろくなってくれるかと思ったんですけど、そこまではいかなかったからなぁ。


この方の作品、図書館にもう1シリーズあったんですが、もう借りないと思います。
結構な冊数読んでますが、どう頑張っても私の趣味じゃありませんでした。

月1で海外作家さんの作品を読んでいたんですが、今度からはまた別の方の作品を借りてきたいと思います。

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WORKING!! 8、9

WORKING!! 8/高津カリノ
北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。
変化変質変態しながら、2歩進んで3歩戻ってみる……。
そんな、れっつコミュニケーションなう。
ドタバタファミレスバイト4コマ、にょろにょろ続くよ第8巻!!
WORKING!! 9/高津カリノ
北海道某所に存在するファミリーレストラン『ワグナリア』。
もうそろそろキミの近くは寂しさMAX!切なさMAX!?
ちょっとたまには構って欲しい、そんなバイトライフ。
ふわふわファミレスバイト4コマ、ほんのり続くよ第9巻!!


本当は小説を読む予定だったんですが、読み終わらなかったので慌てて漫画を取り出しました。
前巻を紹介したのが昨年11月のことですからちょっとぶりですね。


あらすじにもある通り、『2歩進んで3歩戻る』を地で行くこの漫画ですが、今回はちょっと進展してるかも?
というのもの、八千代さんと小鳥遊くんが自覚までもう一歩ってところまで行ってるんです。

ただ八千代さんははじめての感情だから戸惑っているし、
小鳥遊くんは自分の感情を否定しようと躍起だし、さらに小鳥遊くんは伊波さんの片思いの相手が自分だということには気づいてないんですよね。
なので、まあまだまだ先は長いんでしょうけどね。

それでも、佐藤さんは八千代さんと二人っきりで飲みに出かけて、その帰り道で抱きしめてみたりとちょっと頑張っているんですよね。
もうテンションあがってやばかったです。


たかいなは自覚したら結構はやいと思うんですよね。
というのも、今回、小鳥遊くんと桐生くんが会話してて、そこで伊波さんについて触れられているんです。
で、話を聞いただけの桐生くん曰く「話の流れ的にそれ(=伊波さんの好きな人)はどう考えても君だろう」と。
小鳥遊くんは比較的頭のいい人な上、人の感情の機微に敏い人なので、現状気付いてないことが不思議なくらいなんですよね。

うーん、2組ともさっさと発展してほしいような、まだじらしてほしいような微妙な感じです。
まあ、たかいなは自覚して想いが通じ合ったとしても伊波さんの男性恐怖症をどうにかしないとどうにも厳しそうですけど。


今回、新キャラとして、小鳥遊家長女・一枝の元旦那で母の部下だという峰岸さんが登場しています。
なんというか、「ドMは最高のドSになれる」(あれ逆でしたっけ?)を体現しているような人だなぁ、と。
正直、かなりめんどくさいキャラだといえるんじゃないかなぁ。
そして、恐れられているらしい小鳥遊母とはいったいどんな人なのか……。

気になるので近いうちに続きを読んでしまおうと思います。


明日は今日読み切れなかった小説を紹介できたらな、と思います。
出来そうになかったらまた何か漫画紹介します。

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カゲロウデイズ 4 -the missing children -

カゲロウデイズ 4 -the missing children -/じん(自然の敵P)
 とある夏の日に少年少女たちは出会った。それは、いつまでも終わらない、長い長い夏の一日だった。
 誰も自分を理解してくれず、自分は独りぼっちだと感じていた彼らだったが、それぞれの「目」に宿る力に導かれるように、メカクシ団の下へと集まってきた。
 もう独りじゃない。彼らは手を取り合って謎の現象「カゲロウデイズ」に潜む闇とその背後にいるものに迫ってゆく!
 ネットに投稿された楽曲の関連動画再生数が2000万を超える大人気クリエイターによる、書き下ろしノベル第四弾!
『目』を欺くような衝撃を見逃すな!


新年一発目の感想はカゲロウデイズです。
図書館で借りてきたんですが、やっぱりめちゃくちゃ中途半端なところで終わっていました……。


今回の章タイトルは【シニガミレコード】【チルドレンレコード】【ヘッドフォンアクター】
すべての始まりであろう人物(?)・アザミがようやく登場します。

時間軸的には、何百年も前のこと(シニガミレコード)と、3巻と同じころ(チルドレンレコード、ヘッドフォンアクター)でしょうか。
なので今回別行動をとっているモモとヒビヤは登場していません。

徐々にではありますが、真実がどんどん明らかになってきていますね。
なんというか、読んでいて思わず「うわー」って言いたくなる感じ。

カゲロウデイズの現象はまさに悲劇と言っていいでしょう。
けれど、それを求めた理由というのは、純粋な愛情がなすものでしかなかったということが示唆されています。
「化け物」であるアザミと、ただの人間でしかなかったツキヒコ。
ツキヒコはどう頑張っても、アザミより先にこの世を去ってしまうことが明らかでした。
少しでも長く、ツキヒコとシオンと3人で過ごしたかった。
アザミの願いはただそれだけだったのに……。

アザミの中に存在する「何か」によって悲劇への道をたどることになってしまったのかなぁ。

アザミが持っていたとされる能力は10。
メカクシ団のメンバーはそのうちの何かを「あちらの世界」で何かによって与えられた、とみるのが妥当でしょうか。
ただし、マリーの『目を合わせる』は遺伝なので、それは例外。

10の能力の内明らかになっているのは『合わせる』『奪う』『凝らす』『隠す』『欺く』『盗む』『覚ます』『醒ます』。
そしてどうやら黒幕の持つ能力らしい『冴える』。
の計9つ、のはず。

あと1つはシンタローの能力ということでいいのか……。
個人的に、シンタローが『冴える』って可能性もありえるんじゃないのかな、とも思うんですがその辺どうなんでしょう?
いろいろと謎ですね。

ストーリーの進み具合からするとあと2、3巻で終わってもおかしくないのかな?
ただそうなるとセトの話がマジでされずに終わりそう(笑)
セトのキャラがつかめないので、もうちょっと登場させてあげてほしいなぁ。


今巻のラスト、エネが榎本貴音としてアヤノ宛てのメールを送信しているんです。
エネはやっぱりいろいろと知っているっぽいですね。そしてわざと告げていなかった、と。
うーん、やっぱり1回登場人物たちは相関図でも書くべきなんでしょうが、つながりがあることを気付いてない、あるいはあえて秘しているので関係性を整理するなんて発想が浮かばないんでしょうね。


5巻はまだ発売されていないので、続きを楽しみにしています。
まあ、発売されても図書館で買ってくれない可能性も否定できないんですけどね。
4巻の内容を忘れないうちに続きが出てくれるといいな。

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