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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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映画 虹色ほたる~永遠の夏休み~

虹色ほたる~永遠の夏休み~
父を交通事故で亡くした主人公、ユウタは、父との思い出の場所であるダム近くの林に、はじめて一人で出かける。そこで、おじいさんを見つけ「のどが渇いている。水をくれ。」と話すおじいさんにスポーツドリンクを渡し、本来の目的である昆虫採集を始める。しかし、父がいたときのようにカブトムシなどはとれず、挙句の果てに崖下に落ちてしまう。
気がつくと、先ほどスポーツドリンクを渡したおじいさんが現れ、「ギリギリセーフじゃ。」などと言い残し、消えてしまう。目が覚めると、そこは1977年、村がダムの底に沈む前の最後の夏だった。そこでなぜかユウタのことを「都会に住むいとこのお兄ちゃん」と言ってきたさえ子などとともに、ユウタのもう一つの、永遠の夏休みが始まる。(wikipediaより)

無料レンタルキャンペーンで借りてきました第2段です。
本当は以前見てたポケモン映画の続き見たかったんですが、ちょうどみたいものがなくて。
放映当時CMを見て気になっていたので借りてみました。


物語は少年・ユウタが蛍ヶ丘ダムへ向かうところから始まります。

ユウタは、突然の大雨による濁流に流されてしまい、山の中で飲み物をわけてあげたおじいさん(設定資料によると正体は土地神)の力で九死に一生をえます。
昭和52(1977)年。
30年前のダムに沈む村でおくる最後の夏休みとその村の伝説である虹色ホタルが見せる奇跡の物語です。


予告ナレーションなんかだと30年だと言ってますがちょっとサバ読んでるようです。
ユウタの持っていた携帯から00年代前半ぐらいからタイムスリップしてるんじゃないかな?と思って見ていたので。
設定資料集を見てくとそれで確定っぽいですね。
(ただ、元の時代を大人ユウタの時代だとすると計算は合いますが、それだとなんかそれじゃない感がつきまといますね)

前知識は前述の通り、予告のCMオンリー。
話題にもならなくなったころ原作を図書館で見かけて借りようか悩んでやめたの結局何も知らない状態で見始めました。

正直にいって、想像していたよりもおもしろかったです。
ただし、演出なのかなんなのかちょっと首を傾げるところはありましたけど。
ぬるぬる動くユウタと青天狗の表情とか、途中で入る実写をトレスしたらしき映像だとか、最後の虹色ほたる光りすぎ!とか。
そういうの。


ユウタとさえ子ちゃんとケンゾーが楽しく遊んでいる姿は見ているこちらも楽しそうだと思えるほどだったので、さえ子が抱える闇には驚かされました。

ユウタの父はバイクの事故でなくなっています。
そして、その事故に巻き込まれたのがさえ子とさえ子の兄。
兄はなくなってしまって、さえ子はユウタと同じく土地神の力でこの時代へタイムスリップして死を免れた、と。
ユウタとさえ子にそんな関係があったとはってのもあるし、あれだけ楽しそうにしていたのにせっかく死を免れたのに、それでも兄にあうために死を願うとは、と。

実は、さえ子の第一印象はデジモンのヒカリちゃんっぽいな、だったんです。
初期の不思議ちゃんっぽい感じがそれっぽいな、と。
それだけでなくブラコンなところまでにているとは……。
閑話休題。

ゆるやかな死を願うさえ子に、ユウタは約束をします。
元の時代へ戻ったときに、一緒にほたるを見ようと。
土地神いわく、元の時代へ戻るとこの時代の記憶は消えてしまいます。
だから、本来は出会えないはずなんです。

それでも、再会の約束をしたと。
そして、さえ子の姿は消えてしまいます。
わかっていたとはいえ、次の瞬間にはユウタやケンゾーの中からさえ子の存在は消えていて、ちょっともの悲しい気持ちになりました。

そして、ユウタも帰るときがやってきます。
実は、私ケンゾーが登場したとき「もしかしてこいつユウタの父親なんじゃ」と疑っていたんです。
年齢的にもギリギリありかな?と。
なので、バイクの話は死亡フラグにしか見えなかったんで、そこは私の思い過ごしでよかったです。うん。

この作品、たぶん子供役は子役の子、大人は声優さんが声を担当されているんだと思うんです。
正直、ラストの大人になったユウタたち(元の時代から10年後ってところでしょうか)は声に注目がいってしまって(笑)

だって、ケンゾー→中井さん、ユウタ→櫻井さんときてさえ子誰だ?ってなるじゃないですか。
正解は能登さんでした。うん。あの儚い感じはありかなぁ。
ちょっと声のトーンが元気すぎた気がしないでもないけど。

私、このラストのシーンはいらない派です。
このシーンを入れるなら、あんな大々的に奇跡を起こさないでほしかったな、と。
もっとひっそり、せいぜいユウタとさえ子とケンゾーぐらいがいるだけの空間でほたるたちには光輝いてほしかった。
序盤のほたるの海みたいな雰囲気を期待していたので、あれはいくらなんでも光すぎかなぁ、と。
むしろ一同が同じ場所に介してすれ違ったぐらいで再会を匂わせる程度でぜんぜんよかったかなーと。


この作品、原作があるんですよね。
アルファポリス刊らしいので、ネット発の作品なのかな?
図書館にあったはずなので今度借りて読んでみたいと思います。

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