僕のヒーローアカデミア 1 緑谷出久:オリジン/堀越耕平
多くの人間は"個性”という力を持つ。だが、それは必ずしも正義の為の力ではない。しかし、避けられぬ悪が存在する様に、そこには必ず我らヒーローがいる!
ん?私が誰だって? HA-HA-HA-HA-HA!
さぁ、始まるぞ少年!君だけの夢に突き進め!
"Plus Ultra"!!
先日、購入してきた
堀越さんの新作になります。
完璧作者買いなので、内容は全く知りませんでした。
【No.1 緑谷出久(みどりやいずく):オリジン】
【No.2 うなれ筋肉】
【No.3 入試】
【No.4 スタートライン】
【No.5 はりさけろ入学】
【No.6 今僕に出来ることを】
【No.7 服着よう?】
が収録されています。
この作品、「
僕のヒーロー」という赤マル掲載の読切漫画が元となってます。
タイトルからしてもしかして?と思っていたのですが、やはりそうだったようです。
連載になるにしたがって、ヒーローに憧れる主人公というのは変わっていないものの、登場人物の年齢は大幅に下げられています。
ついでにヒロインらしいヒロインも登場してます。
でもヒロインの名前、麗日お茶子(うららかおちゃこ)ってどうなの?
物語の内容としては、約8割の人々が特異体質(というか能力)を持つ世界が舞台。
その体質は「個性」として認められており、個性を生かして敵を倒すヒーローがもてはやされています。
主人公の出久・通称デクはヒーローに強い憧れを持ちながらも、個性を持たない無個性であり、落ちこぼれ扱いされていました。
そんなデクが、世界ナンバーワンヒーロー・オールマイトに見出されてオールナイトの能力・「ワン・フォア・オール」を受け継ぎ、ヒーロー科のある高校で様々な試練に立ち向かっていくことになる、というのが基本的なストーリー。
面白いですよ?面白いけど、ぶっちゃけオールマイトのキャラというかテンションについていけないです(笑)
一人だけノリがアメコミなんですよねー。
アメコミ読んだことないんで、イメージでしかないんですが。
ぶっちゃけた話、もし私がジャンプで立ち読みしたとしたら1話の途中で飛ばしていたと思います。
最近、立ち読み5分もしないのでどうせ買うからいいやで次の漫画読んだかな、と。
でも1話きちんと読むと続きがデクがどう成長していくのか気になって仕方ないですね。
1巻後半では、クラスメイトたちの能力なんかも明かされてますが、かなり個性的なキャラばかり。
多分、もうちょっと話が進めば個々のキャラクターについても掘り下げられるでしょうから、どういう話が出てくるのかが今から楽しみです。
途中で能力の条件やデメリットがあることが説明されていくにつれ、なんかどっかでこんな話読んだことあるような?と思ったんですよ。
今わかりました。たぶん、
うえきの法則だ。うえきの限定条件と近いものがあるんですね。
相澤先生の能力で引っかかったのも納得です。
うえきに
ドグラマンション編で登場したユンパオの限定条件が『目を見開いている間』だったので。
個人的には1話から登場している勝己が気になります。
デクの幼馴染で、「デク」と呼び始めたのもこの子が最初っぽい。
しかしながらデクに対してのあたりがかなりひどいんですよね。
プライドの高い彼は"唯一"になりたかったらしく、自分と同じ道を行くデクが邪魔だと思ってるんだろうな、と。
ですが、きっとそれだけじゃないよなぁ。
もっと深い所で何かあるんだと信じてます。
あと、デクが無個性であったことを唯一知っているキャラなのでそれが今度どう影響してくるのか……。
勝己のキャラクター紹介欄で堀越さんが「丁寧に取り扱っていきます。」と書かれてるんで、期待してます(笑)
何故かカバー裏で次巻予告されてるんですが、次巻では色々あってデクが人混みに流されるそうです。どういうこと?
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