べるぜバブ 19 リーゼント/田村隆平
大魔王の探し物のため、超上流学校・サンマルクス修道学院に侵入した男鹿達。そこには姫川の旧友・久我山が仕切るバトルリングが待っていた! リングに上がる男鹿じは果たして!? また探し物の凄い秘密とは!?
ようやく読めました。
こんなに時間がかかるとは思っていませんでした。
【バブ162 飛び入りファイター】【バブ163 仲間割れ】
【バブ164 嫌なところ】【バブ165 リーゼント】
【バブ166 母君】【バブ167 惚れた男】【バブ168 許嫁】
サンマルクス学院編後半。
大魔王の依頼からサンマルクス学院に潜入、姫川と因縁のある久我山が登場したところで
前巻は終わっていたのでしたか。
バトルリングでバトってみたり、
ネトゲ編で男鹿がぶっとばしちゃった姫川のマンションを手に入れた経緯や姫川と久我山の関係なんかも描かれてます。
今回の一番の収穫は、ベル坊のお母さんの顔と名前がわかったことでしょうか。
大魔王に回収を命じられた【悪魔の肖像】の正体は、ベル坊の母・アイリスの巨大な肖像画でした。
なんでも大魔王が描いたものらしいんですが、大魔王ったら絵上手いですね。
ちょっとびっくりしました。
久我山と姫川が絵を手に入れるきっかけとなったメール。
そこにあった「ソロモン商会」の名は、これから先かなり大事になってくる団体名なんですが、この辺ジャンプ掲載時にきちんと読んでいなかったのですっかり見逃していました。
ちょっと気になったのが久我山側のSP?が蓮井さんを見たときの反応がなんか恐れ?みたいなものがあるんですね。
ちょこちょこ出番のある蓮井さんですが、この人もいろいろと謎なんだよなぁ。気になります。
ラストは大魔王から褒美のティッシュが届いてそれが古市の手に渡った、ってところで次話へ。
【バブ169 古市パニック】
【バブ170 モブ市パニック!?】
古市がティッシュの力で強くなっちゃう話。
いわゆる古市パニック編ですね。
褒美として古市が貰ったティッシュはただのティッシュではありませんでした。
丸めて鼻につめることで、ベヘモット34柱師団を召喚するアイテムだったんです。
知らずにティッシュを使った古市は、ヘカドスを召喚し男鹿に一撃入れたり、MK5を瞬殺したりするわけです。
ティッシュが外れると召喚は解除されるらしく、姫川&神崎に喧嘩を売った最中にティッシュが外れてしまい、再びティッシュを鼻につめたら今度はアギエルが召喚されたってところで今巻は終了。
古市好きなのでめっちゃテンションあがります。
というか、古市がヘカドスのこと「なんか見たことある人」って言ってるのに驚きました。
ヘカドスって結構登場回数多い印象があったんですが、実は古市がヘカドスを見ているであろう場面はネトゲ編のマンション崩壊直前のバトルくらいしかないはずなんですよね。
初登場時の葵ちゃん人質にしてヒルダ刺した場面は古市宅からの帰路だったので古市がいるはずもなく、
悪魔野学園編では古市は指示だししてましたが、確かヘカドスは牢屋の中で悪魔野学園に行ってないはず。
なのでやっぱり、ネトゲ編しか古市がヘカドスを目撃している場面がないんですよね。
古市、よく覚えてたなぁ。
というか、覚えてたことよりもヘカドスの言葉を素直に聞いたことに驚きました。
ヘカドス=ベヘモット34柱師団=敵、という認識のはずなのに。
まあ、それをいったら拉致られてボコられたはずの姫川相手にあんなに普通に接しているあたり古市の神経の図太さはわかりますけどね。
次巻は古市パニックの続きなので近いうちに紹介したいと思います。
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