結界師 6/田辺イエロウ
不気味な妖たちの影が迫る烏森の地に一人の少年戦士がやってきた。
裏会より派遣された少年の名は志々尾限。
良守の兄・正守を崇拝する限はことあるごとに良守と激突し………!?
烏森の地の新たなる展開を収録した妖結界バトルストーリー第6巻!!
本当は
どれみの2巻を読んでしまいたかったんですが、とても読み終わりそうになくって。
今日はこちらになりました。
【第46話 監視者】【第47話 研究】
白羽児の背後にいた存在と交戦する話。
前巻は白羽児を倒したところで終わっていたんです。
しかしながら、白羽児を操っていた存在はまだ烏森にいるわけですから、存在に気付かれたことにあせり、良守と戦います。
そいつは妖ながらも人皮を被ることで、妖気を消していたようです。
良守はそいつに逃げられてしまい……。
その後の描写で、組織だった何かがあるらしいことがわかります。
『白様』なる上位の存在も登場していますが、彼らの目的は不明です。
あ、そうそう良守の目的が時音にばれました。
良守は秘密にしていたかったんでしょうが、時音に詰め寄られたら逆らえませんよねー。
頑張れって感じです(笑)
【第48話 爪跡】【第49話 志々尾限】【第50話 生家】
【第51話 招かれざる客】【第52話 正守と限】【第53話 大首車】
【第54話 正当継承者】【第55話 賞金首】
裏会から志々尾が派遣されてきて、良守たちと協力することになる話。
ようやく志々尾が登場しましたよー!
好きなんですよ、志々尾。だから、最終回2個前くらいのアレにはボロ泣きしてしまいました……。
修史さんに羊かん出された時の志々尾のセリフ「甘いものは嫌いなんで」ってのは2種類の意味がかかっているんだろうなぁ。
今、改めて読むと気付きました。もっとはやく気付いてもよかったのになぁ。
正守を尊敬(というか夢見すぎ?)する志々尾と正守を嫌悪とまでも行かなくても思うところのある良守では、どうしても反発してしまう訳です。
でも、良守に影響されて変わっていくってことを考えるとはじめはこれくらいでもいいのかも。
これから少しずつお互いに戦いの中で認め合っていくわけですね。
妖の中で、結界師の扱いが妙なことになっているらしいことがわかりますが、それだけ。
まだまだ謎だらけです。
そういや、これから先しばらく何かと物語に絡んでくる松戸平介も登場しています。
じいさんの知り合いらしいのですが、妖を助手とし、好いた女性の姿をさせているらしいj変人。
彼のもとに人皮が持ち込まれて調査されるよう。そして、修史さんは過去この人のもとにいたらしいです。
うーん、いろいろ伏線というか情報が小出しされてきていますね。
最後の最後で、白と白の使えるべき存在が登場し、烏森を手に入れようとしているらしいってことが語られて今巻は終わり。
黒芒楼編はしばらく続きますが、楽しみであり、志々尾がああなってしまうことを考えると素直に楽しみとはいえないんですが……。
少しずつ読み進めていきたいと思います。
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