名探偵夢水清志郎事件ノート そして五人がいなくなる/箸井地図(原作/はやみねかおる)
"箸井地図×はやみねかおる"のドリームタッグが、そっと“あなた”にプレゼントする――。
名探偵・夢水清志郎シリーズ第1弾!
ご存知"教授"こと名(迷)探偵・夢水清志郎と亜衣、真衣、美衣の3姉妹が挑む、とびきり不思議な謎(ミステリ)!
夏休みの遊園地――。
謎の人物"伯爵"のメッセージに誘われるように、次々と消えていく子供たち……!
サボってばかりの名探偵は、事件を解決できるのか?
講談社文庫版『そして五人がいなくなる』のイラストレーター箸井地図が、『ファウスト』連載分3編に、新たに描き下ろしを1編加え、満を持してここに完全漫画化!
毎日何を読もうか悩みます。
ここ最近同じシリーズばかり紹介してしまっているんで違うのも紹介したいなぁ。
はやみねかおるさんの「
そして五人がいなくなる」のコミカライズ作品になります。
以前紹介した
えぬえけいさんのコミカライズとはバージョン違いとでもいいましょうか。
原作は同じなんですが、えぬえさんは「少女漫画」に。
箸井さんは「原作に忠実」に描かれているのでストーリーは同じなんですが結構受ける印象が違います。
ちなみに、箸井さんは今回の講談社BOX版だけでなく、
星海社コミックでも「そして五人はいなくなる」のコミカライズされてたりもします。
そちらも持っているのでいつか紹介したいと思います。
原作に忠実といいつつも、原作では登場しないレーチが登場していたのにはニヤけてしまいました。
でも、冒頭のレーチ登場シーンって4月1日のことなんで、なんで二人で図書館にいたんだろう、と。
レーチが本格的に登場するのは2巻からなんですが、レーチと亜衣ちゃんは1年のころから部活仲間というか文芸部に所属していたはずですし、接点がまるでなかったわけじゃないんだからこういうのもありえるんでしょうね。
レーチ×亜衣ちゃん好きな私としてはかなり嬉しかったです。
原作にコミカライズにと何度も読んでいるこの作品。
それだけに展開はきちんと覚えているし、新たな発見もあまりありません。
ですが、はやみね作品の原点ともいえるこの作品は何度読んでもいいものだな、と。
このコミカライズが発売されたのは2008年。
あらすじやあとがきなんかを見る限りだと第2弾も予定されていたんでしょう。
ですが、流れ流れて
2巻が発売されたのは、2012年のこと。
レーベルまで変わっての2巻でしたから、3巻が出るとしても随分先のことになるんでしょうね。
気長に待ちたいと思います。
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