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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】赤川 次郎」の記事一覧

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怪異名所巡り2 その女の名は魔女

その女の名は魔女 怪異名所巡り2 (怪異名所巡り) (Suzume bus―怪異名所巡り)怪異名所巡り2 その女(ひと)の名は魔女/赤川次郎
霊感バスガイドと行く、幽霊体験ツアーへようこそ。
霊感が強い町田藍は、時としてホンモノの霊に出会う。
悪意を持っているものはまれで、本当は哀しく、寂しいのが幽霊。
その声を聞き、事件を解決していく、シリーズ待望の第二弾!!


図書館で借りてきました。
以前紹介した神隠し三人娘の続編です。


『1/24秒の悪魔』
『奈落は今日も雪が降る』
『迷子になった弾丸』
『その女(ひと)の名は魔女』
『予告編の人生』

の5編が収録されています。
相変わらず、すごい読みやすいです。

ぶっちゃけそこらのラノベより読みやすいです。
私ふつうラノベ読むのに1時間半~2時間ちょっとかかるんです。
児童書なら1時間ちょっとくらい。
でこの作品読むのにかかった時間って、1時間10~20分くらい。

そう思うとどれだけ読みやすいかがわかるかと。

ぶっちゃけ、読みやすすぎてあんまり印象に残ってないという(爆)


『迷子になった弾丸』はちょっと毛色が違うかなぁとか思って読んでました。
幽霊モノというより、SFといったほうがいいのかな。
登場人物たちが不可解な状況に首を捻っているのですが、読者目線だとすごくわかりやすかったです。


君原さんは藍と同い年の28歳らしいんですが、この2人の関係が会社の同僚から発展しないんですよね。
あくまで良き相棒とでもいうか。お互いが対象外っぽくて、そういう関係にはなりそうにない。

まあ、赤川次郎さんの作品ってはじめは好感が持てたキャラクターが、どんどん転落していくことがあるからなぁ。
杉原爽香シリーズとかその転落っぷりが嫌で読めなくなってしまいましたからね。

だから、現在の関係を最後まで保ってくれるならそれはそれで良し。


深く考えずに読む分にはよかったです。

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怪異名所巡り 神隠し三人娘

神隠し三人娘 怪異名所巡り (怪異名所巡り) (Suzume bus―怪異名所巡り)怪異名所巡り 神隠し三人娘/赤川次郎
皆様を幽霊と呪いの怪異名所にご案内いたします。
大手バス会社をリストラされた町田藍。
再就職先は、弱小観光バス会社の「すずめバス」。
出社していきなりきたのが<幽霊見学ツアー>の担当だなんて。
幽霊と呪いにめっぽう強い霊感バスガイドの藍が、社運を賭けたインチキツアーで大活躍する新シリーズ!


図書館で借りてきました。
そういやこのブログで赤川次郎さんの作品を紹介したことってなかったんですねー。

私がはじめて読んだ大人向けの小説は赤川次郎さんの手首の問題でした。
当時小学生(確か3、4年)ですよ。どう考えてもおかしいですよね。
赤川次郎さんの作品をはじめてに選ぶのはいいでしょう。でもなんでコレ?と。
もうちょっと読みやすいシリーズがいっぱいあるのになぁ、と今でも思います。
閑話休題。


『心中無縁仏』
『神隠し三人娘』
『しのび泣く木』
『怪獣たちの眠る場所』
『未練橋のたもとで』

の5話が収録されています。

主人公の藍がHバス(多分というか絶対はとバス)をやめて、再就職先であるすずめバスで様々なツアーに参加し、そのたびに幽霊などの不思議な存在と接触していく話です。
非常に読みやすいです。
赤川次郎さん自体、コバルト文庫でシリーズを書かれていたりもするほどですし、元々作品が軽めのものが多い方なんですけどね。


君原さんと藍のコンビが好きです。
君原さんってのすずめバスの運転手でイケメンらしいです。年齢は明らかにされてないのかな?
女子高生たちに「サインしてー!」とかねだられていたことを考えると20代後半から30代前半くらいかな。


『怪獣たちの眠る場所』で語られていた怪獣たちの見た目の話にちょっと考えてしまいました。
怪獣たちは一目で悪役とわかるようにと醜く作られているけれど、見た目だけで『善悪』の判断を下すことなどできやしない。
醜いやつをやっつけていいと思い込ませてしまったのではないか?って話です。

それはないんじゃないかなー、と私は思います。
子どものうちは確かにそう思うこともあるでしょう。でも、大人になるうちにサンタの正体を知るように自然と理解していくものなんじゃないのかな、と。
中にはそういう思考を持つ人もいるでしょう。でもそれは、社会が悪いとか云々というよりも個人の資質の問題だと思うのですよ。
凶悪犯罪が起きたときにゲームや漫画の影響がどうの、とか騒がれるのと一緒。
多くの人間が同じものをプレイしたり読んだりしているけど、事件を起こすのはそのうちのほんの少しの人数でしょう?と。

なんかマジメに語ってしまいましたね。すいません。


おもしろかったです。
簡単に読める話なので、本を読むことになれていない人でも楽しめるかと思います。

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