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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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天華無敵! 2

天華無敵!〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)天華無敵! 2/ひびき遊
[?????>>>>>>>TENKA
突然?メール???世界?滅?????
………………………………………………
 遺跡探求者(ロスト・リサーチャー)・天華に届いた一通の【メール】。妹白華以外から何故メールが? 発信先は上空七万キロ、人工衛星より高い場所。天華は【旧精紀】の遺跡、軌道エレベーターの頂上へと旅立つことを決意する! そんなとき一人の少女に出会う。「でもでもでも」が口癖のあわて者プロテ。彼女は何者なのか!?
 空を翔る【舞翼(ライド)】。スパークする獣人アルバルド。己の過去に触れる精書G。そして、二つの月を見つめる精霊巫女・白華――。【謎のメール】に導かれて、新しい冒険が幕を開ける!!  第15回ファンタジア大賞準入選、圧倒的迫力でおくる第2弾、ついに登場!!


先日紹介した「天華無敵!」の続編です。
前巻は生きた遺跡<精機竜>に挑んだ天華でしたが、今回天華が挑むのは稼動する遺跡<軌道エレベーター>。


この作品、前回も書いた気がするのですがキャラクターが魅力的。
今回もまたGとアルがかわいいなぁ、と。
あとシエンや白華もなかなか。

アルの不運さは読んでいて笑えてきます。
アル自体はすごく良い子なんですよ。ちょっと情けないけど、強いし優しいし。
でも、どう頑張っても天華にもてあそばれてるというか、振り回されてるというかそんな感じ。

天華に悪気があんまりないから余計可哀想なんですよ。
ついでに天華との関係だとかを意識した途端、邪魔が入るのもお約束ですね。
でももう少しいいめを見てもいいんじゃないかなぁ。


Gの正体が前巻より少し詳しく仄めかされてます。
科学の時代に終焉を訪れさせたドラゴン・プログラム。
それを止めたのが精書。そしてGはその精書の1つとのこと。

ドラゴン・プログラムは前巻で登場した精機竜のことかな?
で、アルファベットが古代文字らしいので、精書は26冊あるのかな?とか予想してみたり。

細かなことはよくわかりませんね。Gは「昔のことだ」と語ることをしてませんから。
でも、封印をとかれたときに「完全な姿にはほどとおいが……」とか言ってた気がするので挿絵にある大人版が完全な姿ってことなんだろうなぁ。

あとがきにありましたが、G――精書について次巻で語られるみたいです。楽しみ。


天華の父は一流の遺跡探求者だったとのこと。
父を超えるためには科学の遺跡である小月にでも行くしかない!と考えていた天華ですが、その小月もすでに攻略済み。
天華は着実に父の足跡を辿っていっているっぽいですけど、この父が足を踏み入れていない遺跡ってあるんでしょうか……。
なんかこの調子だと天華が父を超えることは難しそうですね。

次巻は白華も活躍するみたいですし、精書についても語られるっぽいし、非常に楽しみです。
次はいったいどんな遺跡に挑戦するんでしょうね。

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