隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。
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「学校ニ来ルナ ヒドイ目ニアウゾ」。
夏休みを目前にひかえたある月曜日の朝から、ぼく、中一の川瀬歩は謎の嫌がらせに見舞われた。
あの手この手で日ごとエスカレートする事件。
無関心、無表情(なはず)のぼくに、なぜかつきまって離れない不思議な先パイ、麻生玲一。
犯人は誰? 明日は何が起こる? そして先パイの正体は…!?
二〇〇四年ロマン大賞佳作受賞、奇怪痛快学園ミステリー!
作品の中で流れる時間は月曜日から金曜日まで。
たった5日間の出来事でしたが、その後が思い浮かぶような内容で読後感はかなりいいかと思います。
最後はちゃんとハッピーエンドで終わるので。
一人でなんでもできるんだ、と周りを拒絶する主人公・歩(あゆみ)くん。
彼もかわいいですが、私が一番かわいいな、と思ったのは主人公のクラスメイトにしてバレー部レギュラーの高木くん。
若干、ツンデレっぽい感じです。
高木くんは歩くんを心配していろいろ気にかけるんですが、歩くんは周りを拒絶――というか周りの感情を考えないようにしているようなところがあるので、高木くんは傷ついてイラついてます。
それを歩くんは嫌われているととるので悪循環なんですよ。
なんか不器用でいかにも青春!って感じですね。
途中、え、BLにはしっちゃうの?と思う場面があったのですが、結局そっちにはいきませんでした。
コバルトはBLありなので、もしかしてと思ったんですけどね。
話の内容にはあまり違和感を覚えなかったのですが、挿絵のほうにかなりの違和感を覚えました。
基本的に作品内と挿絵ってある程度の整合性が必要だと思うんですよ。
せめて服装くらいは。
ジャージを着ているべき場面での制服、眼鏡をかけている描写があるなのに眼鏡なし。
一夜明けて制服を着ているはずなのに前夜と同じ私服。
ものすごい違和感を覚えました。
ラノベでの挿絵って非常に重要だと思うんです。
なのにこうも違うとちょっとどうなの?と思ってしまいました。
それだけが残念でした。
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