1/2のヒーロー 玄武の巻/七穂美也子
京都観光を楽しむ聖たちは、死者が集うという鬼市へと迷い込み、現世に戻る際に騒ぎを起こした。
名刀・小狐丸の力を借り、冥界と現世を繋ぐ門を無理やり閉じてしまったのだ。
それはもともと未完成だった京の結界を歪め、怪異を呼び込む原因となってしまう。
その上、古の武将・坂上田村麻呂と出会った聖は、京の結界を完成させてほしいと頼まれて……!?
さらなる難題を前に聖が挑む勝負の結果は?
前巻がBL要素薄かったからなのか、今回はちょっと濃い目です。
<第八話 鬼市の章>、<第九話 息壌の章>の2編を収録されてます。
三途の川の渡し賃・六銭は知ってましたけど、紙銭というのははじめて知りました。
六銭を知ったのっていつだったかなぁ。KYOの幸村だったかな?
当時、立ち読みしていまいち意味が分からなくて調べたような……。
鬼市の食堂で、賭けをした際に何枚もお金を燃やして逃げたのですが、そこまでする必要があったのか、ちょっと疑問に思いました。
でも、改めて考えてみるとコップに乗せていた1枚を燃やした時点で激怒されていたでしょうから、混乱に乗じて逃げた聖の判断は間違っていなかったのかもしれません。
門の鐘を小狐丸の力を借りて閉じた、ってその説明だけ聞いたらどんな不思議なことをしたんだろうと思ったのですが、正体は共振でした。
小狐丸の力もほとんど明らかになってませんし、もうちょっと不思議なことでもよかったのになぁ。
譲葉が「なんちゃって舞妓さん」やってますが、これ結構高いですよね。
高校の修学旅行で例に漏れず、京都にいったのですが、舞妓さんに変身してるクラスメイトがいました。
外を散策できるお店と、スタジオで写真撮影をして終了のお店があるみたいですけどね。
お金は結構飛びますが、中々楽しそうでしたよ?
閑話休題。
朱雀・巨椋池って少年陰陽師で窮奇が隠れていた池ですよね。
そして、レンタルマギカでイツキのグラムサイトから種を抜かれた場所。そういや、レンタルマギカで埋め立てられたって説明があったような気がします。
すっかり忘れてましたけど。
息壌ってようは土で出来た使い魔みたいなそんな認識でいいんでしょうか。
白澤=しゃばけの仁吉ですよね。
犬神はともかく、白澤ってどんな妖怪なのかいまいち分かってなかったのですが、今回でちょっと分かった気がします。
鈴鹿御前がかっこいい。譲葉もかっこいいですけど、鈴鹿御前のが上ですね。
ほんのちょっとしか出ていないのに、挿絵までついてなんとも豪華な扱いです。
譲葉はなぜああまでも男性に厳しいのでしょう。
けど、男性の意見を聞く際に鷹矢には聞いても聖に聞かない辺り聖は男性として見られてないのがわかります。
聖は自分と近すぎるってのもあるでしょうし、まだ子どもだってのもあるでしょう。
聖は鷹矢の嫁ってのがあるからかもしれないですね。
次巻はようやく村へと帰るようです。
長かったですねぇ。そして結局晴明神社には行かないんでしょうか。
いいのかなぁ。
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