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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   
カテゴリー「【小説】鈴木 大輔」の記事一覧

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ご愁傷さま二ノ宮くん 2

ご愁傷さま二ノ宮くん 2 (富士見

ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん 2/鈴木大輔
 海とビキニとバカンスだ!
 異性の精気がエネルギー源なのに、男性恐怖症だという純情可憐なサキュバス娘・月村真由がやってきてから、心休まるヒマなしの二ノ宮峻護。そんな彼に久しぶりの休暇が与えられた。
 南の島で。リゾートで。炊事洗濯なんていっさいナシ。とはいえ、悲しいかな。日頃の習性から、どうしてもこの状況を信用できない二ノ宮くん。そんな彼の前に現れたのは、一緒に休暇中の 真由(真夏の砂浜仕様)だった! かくして、ようやく二ノ宮くんの春(夏だけど)はやってきた。しかし、もちろん、そこには大きな落とし穴がポッカリ開いていたりするっ!?
 話題沸騰! 南の島でまたまた危うし、二ノ宮くんのどきどきムラムラな青春!!


さっさと読んで売ってしまおうと思っているので、先日紹介したばかりですが、2巻です。


前巻を読んだ際の感想で、酷評までとはいきませんが結構ひどいこと書いてるんですが、今巻は普通におもしろかったです。
麗華がサキュバスになって云々の件と10年前のネギ男云々以外はだいたい展開が読めましたけど。

過去の2人のやりとりには感心してしまいました。
ああいう策謀的なものが簡単に出来てしまうので「二ノ宮」だってことなんでしょう。
作中で保坂先輩も気にしていましたが、峻護の心から麗華の存在を忘れさせてしまったのが真由だとしれたらいったいどうなってしまうのでしょうね。

この巻の最後の最後で峻護は麗華のことを思い出したようですが、それでOKってわけにはいかないでしょうし。
だって、忘れていなかったら麗華は素直に自分の感情を出せたでしょうから峻護が高校入学してから真由がやってくるまでの間に関係が進展していた可能性が否めないんですよね。
6巻までで描かれていて欲しいのですが。


今回の舞台が南の島ということもあり、いかにもな「ラブコメ」っぷりは嫌いじゃありません(笑)
それに、北条麗華が峻護に感情を寄せる理由なんかも語られていたりと、前巻よりも内面の描写がされていて感情移入しやすかったってのもあると思います。
この手のラブコメって思いを寄せられる方だけじゃなくて、思いも寄せる方の心や、そういう思いを抱くであろうフラグを描いてないとすごく唐突になってしまうというか、ドキドキできないんですよ ねー。

だから今のところ、真由より麗華に頑張って欲しいです。まあ、物語的には北条麗華はライバルたりえても、真由とくっつくんだろうなぁ。


今巻でもやっぱり気になります。保坂先輩。
てか、「五条=北条」、「鬼ノ宮=二ノ宮」、「継群=月村」だってのはわかるけどいったいなんなんでしょう。「神戎(かむい)」も謎ですよね。サキュバスのことらしいんですが。
「鬼(=鬼ノ宮)を封じるための神威(かむい)」とか?
……そんな簡単なわけないか。こちらも6巻までで説明されていたらいいなぁ。
7巻以降を買う気はないんで。
されていなかったら余所の感想サイト(もしくはWikipedia)で補完しようと思います。


真由だけじゃなく、新たに麗華もサキュバスとして目覚めてしまいましたから、峻護の苦労はまだまだ続きそうですね(笑)
次巻も早いうちに読んでしまいたいです。もしかしたら今月中にもう1冊いくかもしれません。

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ご愁傷さま二ノ宮くん

ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)ご愁傷さま二ノ宮くん/鈴木大輔
 災厄はチャイムとともにやってきた。平凡ながらも平和な麻衣地にを送る、ごくごくフツーの高校生・二ノ宮峻護の家へやってきたのは見知らぬ兄妹。
「はっはっは今日からお世話になるよ」
 ヒトの迷惑なんのその。兄はヘンジン、妹の真由はおとなしそうな究極美少女。いったいどうして、いやそもそもあんたら誰? だいいち、年頃の男女が一つ屋根なんて美味し、じゃなかった倫理に反する――などという峻護の叫びは届くはずなど、もちろんなかった。
 しかも! 実は真由、男性の精気を糧に生きるサキュバスだったのだ!! そのくせ男に囲まれただけで失神するほど重度の男性恐怖症。触れれば天国、吸われて地獄。こうして二ノ宮くんのどきどきムラムラな受難の日々は始まった?
 第16回ファンタジア長編小説大賞佳作のときめき吸愛ファンタジー!


先日、知り合いから6巻まで貰いました。
一度読んでみておもしろかったら続きを買おうかな、と思っていたのですが、今のところ買う気は起きません。
受賞作ってことはデビュー作でしょうから、今後の展開次第ってところですね。


物語はあらすじにもあるとおり、男子高校生とサキュバスの少女のちょっとファンタジーの入ったラブコメ。

正直、私の好みではなかったです。
前述の通り、自分で買ってまで読みたいとは今のところ思えません。
ただで読めるなら読もうかな、といったレベル。


主人公である峻護にも、メインヒロインである真由にも魅力を感じられなかったのが辛いんだと思います。
気になったのが峻護に思いを寄せ、真由に嫉妬して暴走したお嬢様生徒会長・北条麗華の付き人である保坂先輩だけだったんですけど(笑)
ああいう人好きですよ。裏があるっていうのか、「実は」って人。

私、基本的に巻き込まれ型の主人公って大好きなはずなんですけど。
なんでだろう?


サキュバスでありながら男性恐怖症であるヒロイン、真由。
彼女があまりにも純粋すぎる上におとなしいのでものすごく物足りない。

北条麗華はあまりにもテンプレすぎて……。
ツンデレ好きですよ?でもちょっとバカすぎるというか。
一応、峻護が絡まなければ優秀なようですが。


最後に語られていた過去の出来事。
そういう事情があったのかーと納得する一方で、正常な「二ノ宮」ってどれだけすごいんだろう?とか、
いろんな人に恐れられている兄姉たちはいったい何をやったんだとか。
そういう本筋とあんまり関係のないところの方が気になってしまいました。


二ノ宮家の人口密度はどんどん増えていっていますね。
ほぼ峻護一人(時々プラス姉・涼子)だったのに、月村兄妹に北条先輩に保坂先輩。
近いうちに次巻も読めたらな、と思います。

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