隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。
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ハルヒと出会ってから俺はすっかり忘れた言葉だが、あいつの辞書にはいまだに“退屈”という文字が光り輝いているようだ。
その祥子に俺たちSOS団はハルヒの号令のもと、草野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂、失踪者の捜索に熱中したかと思えば、わざわざ孤島に出向いて殺人事件に巻き込まれてみたりして。
まったく、どれだけ暴れればあいつの気が済むのか想像したくもないね……。
非日常系学園ストーリー、天下御免の第3巻!!
涼宮ハルヒシリーズ第3巻にして、初の短編集。
「涼宮ハルヒの退屈」→野球大会
「笹の葉ラプソディ」→七夕
「ミステリックサイン」→カマドウマ
「孤島症候群」→嵐の孤島
の4編が収録されてます。
「憂鬱」が5、6月くらい、「溜息」が秋の出来事なのでその間の出来事ですね。
ハルヒのとんでもパワーはいまだ炸裂してます。
涼宮ハルヒの退屈
「退屈」を読んでいて思ったのですが、ハルヒは文武両道で何でも器用に平均以上にこなせてしまうので、他人が「出来ない」ことが理解できない人なんでしょう。天才ってやつです。
キョンは真逆といってもいいんでしょう。キョンは頭自体が悪いわけではないと思うんですが、どうも要領が悪いというか、勉強とはかけ離れてるのであんまり評価はされてない感じがします。
ラスト、結局どっちの大会に出たんでしょう(笑)
もしかしたら、キョンが奮闘してどっちにも出ないという結果になったのかもしれませんね。
笹の葉ラプソディ
キョンがジョンになる話←違う
3年前のハルヒ、長門と接触したのだから、他の二人とは?とちょっと考えました。
朝比奈さんは3年前にはまだこの時間に来ておらず、
古泉くんはこの出来事によって“超能力者”になった訳ですから、このときはまだごく普通の中学生として存在していたんでしょうね。
ちょっと見てみたいですね。
普通の中学生・古泉くんと高校生・キョンの会話とか。
ミステリックサイン
喜緑さんはいったい何者なんでしょう。
挿絵を見る限りお嬢様タイプの女の子見たいですけど。
キョンの推測どおり長門サイドの人物なんでしょうかね。
朝倉が消えた今、長門のバックアップを担う宇宙人がいても何もおかしくはないとは思いますが。
孤島症候群
ミステリーで定番ともいえる嵐の孤島です。
現在だと使い古されたり、携帯だとか科学技術の発達によって中々お目にかかれませんね。
ハルヒの思考が健全であるということがわかる話。
普段は突拍子もないこといってるハルヒですが、人の死までは望んでいないってことがわかっただけでもよかったのではないでしょうか。
ただ、突発的かつ衝撃的なことが起こって「死ね」だとか「消えろ」とか思ったら本当に消えてしまいそうで怖くはありますが。
冬は雪の山荘でもまた何かやるみたいなこと言ってますが、本当にやったんですかね。読みたいんですけど。
次巻は「消失」ですか?
映画になったやつですよね。他の人の感想なんかも見ると「消失」がものすごくおもしろいみたいな内容のレビューを見かけます。
過度な期待はしちゃいけないとは思うんですけど、やっぱり楽しみですね。
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