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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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小説 鋼の錬金術師 1~4

小説・鋼の錬金術師―砂礫の大地 (Comic novels)小説 鋼の錬金術師 砂礫の大地/井上真 原作/荒川弘
『賢者の石』の手がかりを探してかつて金鉱で栄えた町・ゼノタイムを訪れたエドワードたち。
だが、町には既に「エルリック兄弟」と名乗る者たちがおりとある研究に携わっているようなのだが……。
他、東方司令部の面々が活躍する(?)短編、「第十三倉庫の怪」も同時収録!


新たにノベライズのカテゴリを作りました。
今まで、ノベライズ、コミカライズの扱いに困って避けていたのですが、いい加減どうにかしなければ、と思いまして。
ノベライズって原作ありきだと思うんですよね。超有名な人がノベライズを書いたとかってなら別だと思うのですが、そうじゃない場合、原作を知らないでノベライズを手に取ることってそんなにないと思うんです。
なので、ノベライズ、コミカライズについては作品名でわけたいと思います。
まあ、まだ数が少ないので個別カテゴリはしばらく作らないとは思いますが。


それじゃあ、本編の感想をば。

『砂礫の大地』
偽のエルリック兄弟が登場します。
この話アニメでやりませんでした?
アニメはごくたまにしか見てなかったのですが、たまたま見た回にこんな内容の話をやってたような気が……。
気のせいかな?

エドとエドの偽者のやりとりは見ていておもしろかったです。

町の人たちが過去の栄華にしがみついて前へ進もうとしないのですが、人間ってそんなもんだよな、と。


『第十三倉庫の怪』についてはフュリー曹長が愛されすぎててちょっと笑いました。
ほのぼのというか、馬鹿馬鹿しすぎておもしろかったです。


小説・鋼の錬金術師〈2〉囚われの錬金術師 (Comic novels)小説 鋼の錬金術師 2 囚われの錬金術師/井上真 原作/荒川弘
辺境を走る列車の中、ロイ・マスタング大佐らと偶然再開したエルリック兄弟は連日のように起こる爆弾テロの捜査で東方司令部が大忙しであること、テロを防げない軍への市民の感情が悪くなっていることを聞く。
事件の真相を探るロイは、密かに時を同じくして起きている連続誘拐事件との関係を調べていたがなんと、その事件にエドワードたちも巻き込まれることに……!?


マスタング大佐が珍しく仕事をしてる話。
タイトル通りエドが誘拐されるのですが、みんなエドの心配をしなさすぎです。

エドって確かに強いです。でも、機械鎧を壊されたらただの子どもだってことを忘れてますよねー。
手足両方壊されたら動けないし、両手を合わせることが出来なければ錬金術も使えないんでしょうし。

まあ、そこまで窮地に追い込むことはノベライズではないのかな?

なかなかおもしろかったです。


小説 鋼の錬金術師 (3) 白い花の舞う谷 (コミックノベルズ)小説 鋼の錬金術師 3 白い花の舞う谷/井上真 原作/荒川弘
東部と南部の境界近くを旅していたエルリック兄弟は、錬金術師が治める町・ウィスタリアへ視察に行くことになる。
「等価交換」を法とした平等で楽園のような町だが、なぜかエドワードは腑に落ちない。
その頃、アルフォンスはひとりの少女に出会い、「元の身体に戻りたい」という自分の気持ちに疑問を持つようになる。
それぞれの思いを抱え、ふたりが目にした真実とは……!?


大佐の仕事を押し付けられるところからはじまる話。

楽園の裏側がかなり汚くてびっくり。
けど、そうなんですよね。
等価交換は交換すべき労働力がなければ、とても楽園とはいえないものなんですよね。
それが外の世界なら体力のない老人や病人でも知識だとかそういうものを提供することで暮らしていけたのかもしれませんが、閉じられた町で限られた仕事しか対価と認めず、弱者を切り捨ててましたからね。

そういう等価交換とは関係のない情というものがないと人としてダメですよね。

指導者は本当に最低でした。


小説 鋼の錬金術師(4) 遠い空の下で (Comic novels)小説 鋼の錬金術師 4 遠い空の下で/井上真 原作/荒川弘
国家錬金術師となり、リゼンブールを旅だって1年。
エドワードが熱で倒れた村で、幼なじみの少年・ピットに偶然再開する。
医師を目指して修業中だというピットは、確実に夢に近づいているように見え置いて行かれたような気持ちになるエドワードだが……。
表題作の他、マスタング大佐やヒューズ中佐らが活躍する「ロイの休日」も同時収録!!


4巻には2編収録されているんですが、どっちもちょっと昔の話ですね。
『遠い空の下で』はリゼンブールを旅立って1年となってますし、『ロイの休日』はヒューズさんが生きてるので。
うん、やっぱりヒューズさんはいいな。あそこで死んだのは非常にもったいなかったなぁ……。

『遠い空の下で』
は非常に子どもっぽい。
エドとピットがお互いの成長を見て、自分は成長していないと思い込む話。

まあ、自分じゃ自分の成長具合はわかりにくいですからね。
仕方のないことなのかも。

『ロイの休日』はまったく休日になってないですね。
マスタング大佐がヒューズさんに振り回される話。
けどいいとこ持ってくんだからなぁ。
これだから色男は。


本当はもう1冊読めそうだったんですが、ちょっと疲れたので休憩。
ゲームのノベライズも何冊かあったので、読めそうなら明日にでも読んじゃいたいと思います。

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