絶対可憐チルドレン 15/椎名高志
己の肉体をガス化する黒い幽霊(ブラックファントム)の刺客・パティとの死闘に決着。
そして、任務中に負傷した皆本が子供になってしまう"オーバー・ザ・フューチャー"編を経て、「絶チル」小学生編は感動の卒業式へ……
時の流れと共に変わるもの、変わらないものが交錯する感動の第15集!!
5月ももう終わりなんですが、今年全然小説読めてないです……。
この調子だと普通に無理そうなんでちょっとペース上げてきたいです。
【1st sense. ファントム・メナス(4)】
【2nd sense. ファントム・メナス(5)】
【3rd sense. ファントム・メナス(6)】
VS黒い幽霊・パティ。
前巻の続きです。
あらすじでパティの能力が「ガス化」になっているんですが、ガスでしたっけ?
私ずっと粒子状になれる、だと思っていたんですが。
うーん、私の勘違いだったのかな?
戦いは終始、パティ有利ですすみます。
が、最終的にはパンドラメンバーたちとともにブーストしてパティを黒い幽霊の呪縛から解き放ちます。
しかし、それは完璧なものではなくて。
それが、チルドレン3人が揃っていなかったからなのか、薫が本調子じゃなかったからなのかは不明です。
この時の薫の記憶は兵部の手によって消されてしまいます。
薫がカズラやカガリと再び出会うのはもうちょっと先の話です。
【5th sense オーバー・ザ・フューチャー(1)】
【6th sense. オーバー・ザ・フューチャー(2)】
【7th sense. オーバー・ザ・フューチャー(3)】
【8th sense. オーバー・ザ・フューチャー(4)】
【9th sense. オーバー・ザ・フューチャー(5)】
【10th sense. オーバー・ザ・フューチャー(6)】
【11st sense. オーバー・ザ・フューチャー(7)】
皆本さんが記憶を失って小学生になってしまう話。
正確にいうと、とある超能力者によって10年分記憶を壊された皆本さん。
兵部はそんな皆本さんの記憶年齢と外見年齢を合わせた、と。
チルドレンたちと学校生活を満喫する皆本さんが可愛くて、可哀相で。
というのも、記憶を失った皆本さんにとっては「今」は学校をやめさせられたばっかり、ってことなんですね。
天才である皆本さんは、天才であるがゆえに周りから浮いてしまい、教師たちから突き放された。
だからこそ、チルドレンや東野くん、澪あたりとワイワイやってるのは相当嬉しかったんだろうなぁ。
そんな幸せを満喫する皆本さんを誘惑しにやってきた兵部。
もし、皆本さんがあのまま記憶を失っていたらいったいどうなっていたんでしょうね。
確かにあの未来予知は訪れないかもしれません。
だけど、それ以上にひどいことが起きるんじゃないかな、と漠然と思いました。
というか、兵部のあの提案は相当酷いですよね。
葉くんや真木ちゃんが作中で怒ってましたが、あれは殴ってもいいレベル。
そしてあらすじにもあるとおり、チルドレンたちが卒業式を迎える、ってところで今巻は終了。
うわー、次巻から中学生編? ってことは悠理ちゃん登場かな?
楽しみです。
[0回]
COMMENT