夏目友人帳 2/緑川ゆき
祖母の遺品で、妖怪達を統べる契約書「友人帳」を受け継ぎ、妖怪達に名前を返す日々を送っている少年夏目。ある日クラスメイトと肝だめしに参加するが、そこには妖の気配が! 用心棒のニャンコ先生と共に正体を探る夏目だか…!? あやかし契約奇談第2巻登場。
1ヶ月ぶりの夏目です。
マジでもう1回くらいアニメやってくれないかなぁ…。
『第五話 旧校舎の怪』
笹田と時雨さまの話。
アニメでは転校の話などまったくなかった笹田ちゃんが登場です。
まあ、初期の夏目友人帳ってレギュラー化できるような女の子がこの子しかいませんでしたからね。花として必要だったのでしょう。
レイコさんは故人だし、塔子さんはかわいい人ですけど年齢がなぁ。
柊は名取さんの式だからそうそう多く登場させられないだろうし、ヒノエはアクが強すぎる。
まあ、夏目1人で花としては十分な気がしないでもないんですけど(笑)
時雨さまの思いが悲しい。けれど最後がとてもいいので悲しいまま終らない。
そこが「夏目友人帳」のいいところだなぁ、と思います。
『第六話 夏目、妖を呼び出す』
夏目が呪いをかけられる話。
ヒノエが登場します。
ヒノエのレイコ好きっぷりには夏目じゃなくても引くかも(笑)
出会いをしっているだけに余計そう思います。
あの出会いでなぜレイコさんを溺愛できるのかわからない。
三條に試される話ですね。
そして「自分を大切にすること」が大事なことだと夏目が気づく話。
たらい回しにされて疎まれてきた夏目にとって「自分が大切」だって実感がまだなかったんだろうなぁ。
ひどく悲しいけど、それがどんどん普通じゃなくなるってことはいいことです。
『第七話 見える人』
自分と同じ世界を見える人と出会う話。
ようは名取さん登場。
そして柊も登場です。そういや柊って登場時は名前なかったんですね。
名取さんが「おれ」っていうことにちょっとびっくり。
夏目にとって名取さんの存在は大きいんだろうな。
今まで夏目は“人間に妖が見える”ってことを認めてもらったことがないんだと思うんですよ。
人間だと思っていたのは人間に化けた妖でしたからね。
だから同じ人間で同じ世界が見えるってのは本当にうれしいことだろうと。
でもだからこそ考え方の違いがほかのひとより目立つんだろうな。
『第八話 アサギの琴』
夏目に妖がとりついてしまう話。
アサギとメリーさん2号ことアカガネの話。
ちなみに1号は呪いのときの話に登場した影。
アカガネが一途。
アサギが素直ないい子だってことはわかるんですが、アカガネの気持ちには気づいてないんだろうなぁ。
そしてアカガネもまたアサギに思いを告げようだなんて思っていないんでしょうけど。
いつの日か治療法が見つかって二人寄り添って生きていけるようになればいいのにな。
明日は地元で古本市が開催されるらしいので行ってきたいと思います。
何か掘り出し物あればいいなー。
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