絶対可憐チルドレン 6/椎名高志
そう遠くない未来、超能力者(エスパー)が当たり前のものになり、しかし、普通人(ノーマル)との軋轢が完全になくなったわけではない世界。ついに猛攻を開始した反人類の超能力テロ組織・パンドラに、最強の特務エスパー「ザ・チルドレン」の3人と天才科学者・皆本光一はどう立ち向かうのか!? パンドラ第一の刺客、澪&コレミツとの一戦を描いた「パンドラの使者」他4編を収録。
微妙に間のあいてしまいましたね。
皆本さんと賢木先生がホントに仲良くて微妙に楽しい。
【1st sense. パンドラの使者(4)】【2nd sense. パンドラの使者(5)】
チルドレンVS澪、賢木VSコレミツ。
前巻の続きです。
なんか賢木先生がかっこ悪い。
いや、そんな賢木先生も好きですけどね。
澪は部分テレポートが得意なテレポーター。
その能力を応用して分身してるらしいです。皆本さんが理屈を説明してますが、ぶっちゃけよくわからん。
まあ、わからなくても特に問題はなさそうなので、そのまま進んでしまいます。
澪が薫に突っかかる理由は嫉妬。
家も家族も恋人も薫にはあって、自分にはないと思ってしまったんですね。
澪の今までの生活を考えるとそう思ってしまうのも仕方ないのかもしれませんけど、実際は
『何にでもなれるしどこにでも行ける』んですよね(笑)
オチの皆本さんと賢木先生の会話には笑ってしまいました。
【3rd sense. 荒野のエスパー(1)】【4th sense. 荒野のエスパー(2)】
パンドラサイドの話。
なんか最近の兵部と比べるとかなり印象が違いますね。
すごく子どもっぽい。
自分自身を神と仄めかしちゃうようなちょっと痛い人になってますからね。
コレミツに関しては、口うるさくないと澪の世話なんて出来ないよと思いますよ。
「無口だと思ったからつれてきた」→口うるさい人が嫌だった→口うるさい人=真木ちゃん?
とか考えてしまいました。
薫に似た地元の少女はまた登場したらおもしろそうだな、と思いますが、きっと登場しないんだろうなぁ。
【5th sense. 浅き夢見し(1)】【6th sense. 浅き夢見し(2)】【7th sense. 浅き夢見し(3)】【8th sense. 浅き夢見し(4)】
【9th sense. いつか王子様が(1)】【10th sense. いつか王子様が(2)】
蕾管理官登場編。
見た目年齢20代の彼女ですが、実年齢は兵部より上。
ほんとこの漫画の見た目年齢ほどあてにならないものはないですね。
管理官は伊号の最悪の予知(皆本さんが破壊の女王となった薫を撃つ)を回避するために「皆本とチルドレンがデキてしまえばいい」と思っている人なので、チルドレンたちの味方をします。
でもまあ、チルドレンたちがまだまだ子どもであることも事実。
まだ皆本さんとどうこうってことには程遠い感じ。
賢木先生と皆本さん、仲いいなーとか思ってみてました。
比較的出番の多いサブキャラ・末摘さんも登場してます。
末摘さんの能力は催眠能力(ヒュプノ)。催眠能力者ってこの人と兵部くらいしかでてないんじゃないのかな?
まあ合成能力者が主流になってきますから仕方のないことかもしれませんね。
ガラスの仮面ネタは今の子わかんないんじゃないのかなーとか思ってみてました。
次巻は催眠能力で10年後のチルドレンの姿をした末摘さんと皆本さんが一緒にいるところにチルドレンがやってくる模様。
また一波乱ありそうですね。
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