アイシールド21 2 インチキ・ヒーロー/村田雄介 原作/稲垣理一郎
続けたいんだ!! 1回戦を突破し、セナは自らの意志で部に残ることを決意。ルール勉強&基礎練習に励むが、次なる2回戦の相手は強豪・王城ホワイトナイツ! 果たしてセナの駿足はどこまで通用するのか!?
結構間空いてしまいましたが、アイシールドの2巻です。
やっぱりこの作品はおもしろい!
絶対売れる!と青田買いしたのが懐かしいです。
【8th down その手に掴むもの】
まもり姉ちゃんがアメフト部に入り、2回戦の相手が王城ホワイトナイツだと明らかになる話。
冒頭の「今大会中でしょ…。失格になっちゃうじゃない」あたりのやりとりが好きです。
ヒル魔は脅迫手帳を手にとるものの、その言葉を聞いて脅迫手帳から手を離してるんですよー。
こういうのいいなぁ。
王城と泥門の主義の違い。
王城は防御に重きを置いているのですが、泥門は攻撃重視。
理由もちゃんとあるのですが、その辺は後々明かされたはず。
あれですよ、キッカーが不在だから点の取り合いになったら云々って話。
そして今回読むまで特に気にしてなかったのですが、この話最後のコマ・にぎりしめた手ってセナの手だったんですね。
【9th down パワーの世界】
基本的なルールの説明とベンチブレスの記録。
ごっちゃごっちゃしてた部室がまもり姉ちゃんの手によってめちゃくちゃ綺麗に。
ホントまもり姉ちゃんはすごい人です。まあ、美術はあれですけど。
基本的なルールの説明もされてます。
この説明の仕方上手いなぁ、と。
本当の基礎(攻守がはっきりしてるなど)はセナ&栗田が担い、細かい部分はバックで喧嘩腰で。
ああすれば単語の羅列でも違和感あんまりないですからね。
各々のベンチブレスの結果ものってます。
セナ 10Kg
まもり 20Kg
ヒル魔 75Kg
栗田 160Kg
ここから王城。
桜庭 50Kg
進 140Kg
大田原 135Kg
セナひっどいな。まあセナに関してはこれから成長しますからね。
最後、進のセリフ「触れもしないスピードにはどんなパワーも通じない」ってのはアイシールドにおける根幹というか。
アイシールドって万年パシリだったセナがいかにしてエースになるかって話なので。
まもり姉ちゃんVSヒル魔の知識対決。
うやむやにされた3問目ですが、これもかなりあとで生かされるんじゃなかったかな?
うわー、早く読みたい。
【10th down インチキ・ヒーロー】【11th down 0.5秒のボディーガード】【12th down ラッキーパンチ】【13th down 王国のプリンス】
【14th down DEVIL MAGICIAN(悪魔の魔法使い)】【15th down 王国の騎士】【16th down 紙クズ2枚】
王城VS泥門。
今まで特に気にしてなかったのですが、恋ヶ浜戦で負傷した石丸さんでしたが、王城戦で普通にグランドに立ってるってことは怪我たいしたことなかったんだですね。
今回改めて読んだところ、アイシールドってすごくたくさん対比が使われてることに気付きました。
で、この王城戦におけるメインの対比はセナと桜庭。
両者とも『偽りのエース』な訳です。
セナはヒル魔によって、桜庭はマスコミやファンによってすごい訳でもなんでもないのに、エースに、ヒーローに仕立てあげられてますから。
すっかり忘れてたんですが阿含&雲水(というか神龍寺)この時点で出てたんですね。
阿含がサボらずちゃんと偵察にきてることに驚きです。
「黙ってキックは褒めてるとき」でしたっけ?
自らの意志でユニホームに袖を通してあらわれたセナの背中をヒル魔が蹴っているのですが、確かそんな意味があったんじゃなかったかなー。
逃げてしまった(スポンサーのシールをヘルメットに貼った)桜庭と逃げなかったセナ。
両者がどうなるのかは次巻で明かされます、確か。
次巻は今回ほど時間を空けずに紹介できたらいいな。
[0回]
COMMENT