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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い(上)

レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い (上) (角川スニーカー文庫)レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い(上)/三田誠
小学2年生にして<アストラル>神道課の巫女・葛城みかん。彼女が猫屋敷とともに里帰りしたまま消息を絶った。彼女の身を案じたいつきたちは葛城家に向かうが、そこで待ちうけていたのは無数に出現する「鬼」。葛城家はみかんを「人柱」にして鬼に纏わる恐るべき行為に手を染めようとしていた。そして黄昏――山間に陽が落ちるとき、恐るべき「鬼の祭り」が始まる。鬼VS魔法使い。みかんの運命は!? 大好評異種格闘魔術格闘戦!


もしかして「鬼の祭り」って表紙繋がります?
現在手元に下がないので確認できないんですが、見た感じ繋がりそう。
購入したのは発売時なんですが、今気づきました。
購入時にカバーしてしまうから気づけなかったんだと思います。

そしてちゃんと読んでるはずなのに、章の表紙?っていうんですかね。そこに鬼に関わる伝承が書かれていることも知りませんでしたorz
ダメだなぁ、自分。


今回はあらすじにもあるとおり、みかんちゃんの家の話。

以前からちらちらと仄めかされていた姉の存在と代用品としてのみかんちゃんに関することが明かされます。

みかんちゃんは帰さない、猫屋敷さんは行方不明。
神道の魔術特性からして、猫屋敷さんとみかんちゃんがいない状態での戦闘ってかなりきついと思うのですが大丈夫なんでしょうか。


辰巳さん好きだなぁ。見た目は巨体で“可愛い”なんて言葉絶対似合わないんでしょうけど、あえて可愛いと評したくなります。
この人、かなり良い人ですよね。なんか子猫とか拾ってそう。
よきお兄ちゃんって感じ。

そして、石動圭も再登場。
圭と猫屋敷さん、みかんちゃんとお姉さん――香さんの対比がちょっと悲しいです。
石動さんはどう足掻こうとも猫屋敷さんには敵わない。
けど、みかんちゃんは血統的には同じ。ならば……、と周囲が期待を抱いて、でもみかんちゃんはそれに答えられなくて。

血統のない石動圭と、才能のない葛城みかん。
作中でも問いかけられてましたけど、どちらのほうが辛いのでしょうね。


猫屋敷さんがやりたい放題やってびっくりしました。
それを許してしまういつきもすごいですけどね。


今回は上下巻ということもあり、香さんが鬼に連れ去られたところで終了。
最後のシーンは映像にして欲しいくらい。
アニメでこのシーンどうなってましたっけ?
確か原作だと上下巻なのに、思いのほかさらっと終わったような、程度な記憶しかないです。
今ちらっと見てみたんですが、なんだあれ。
あんな風に穂波の魔法を足場にするより、原作どおりの方が良かったなぁ。


続きがかなり気になるのでさっさと続きを読んでしまおうと思います。

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