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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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今日の感想はおやすみさせてください。

家族分の通販を頼んでいたら感想書く時間がなくなりました。
さすがに2件も3件も頼んでいると時間が足りないです。

まあ、どちらもポイントは私が貰うんで多少の手間は仕方ないです(笑)

普段、私自身の買い物ってめったにないんですが、今回は私自身の喪服を注文しました。
今までそういう機会があまりなかったので、スーツで代用していたんですが1着くらいあってもいいだろう、と。
というか、むしろ1着持ってないとまずいだろう、と。

長く使うものと考えれば多少高くてもいいんでしょうけど、せっかく安いのがあるんでそっちで十分だな、と思って通販の安いのにしました。
ここ数年体型が変わっていないんですが、これから年をとって体型が変わってしまう可能性の方が高い気がするので。

体型が変わって着れなくなってもある程度安いと諦めがつきますしね。
奮発して数万かけても、2年くらいで着れなくなることを思ったらあんまり高いの買えません(笑)

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烏に単は似合わない

烏に単は似合わない/阿部智里
八咫烏が支配する世界山内で始まった日嗣の御子たる若宮の后選び。
春殿のあせび、夏殿の浜木綿、秋殿の真赭の薄、冬殿の白珠
大貴族四家から集められた四人の姫は陰謀や恋心を胸に美貌と才気を競い合う。
だが肝心の若宮不在のまま次々と事件が起こる。
后に選ばれるのは誰……?

后の座を巡る姫君たちの熾烈な争い(バトル)

八咫烏が支配する世界で始まった、世継ぎの若宮の后選び。
宮廷に集められた四人の姫それぞれの陰謀や恋心が火花を散らす。
だが肝心の若宮が一向に現れないままに次々と事件が!
失踪する侍女、後宮への侵入者、謎の手紙……。
后選びの妨害者は誰なのか? そして若宮に選ばれるのは誰なのか?


図書館で借りてきました。
松本清張章受賞作らしいです。


先月紹介した「烏は主を選ばない」の前作に当たります。
前作といいつつも、作中時間軸は同じです。

「主」の方が若宮サイド、若宮の近習である雪哉視点で物語が進むのに対し、こちら「単」の方は姫君たち視点で進みます。

メインとなる登場人物は、表紙にもなっている4名の姫君。
表紙左上の東家二の姫、春殿のあせび、
表紙右上の南家一の姫、夏殿の浜木綿(はまゆう)、
表紙右下の西家一の姫、秋殿の真赭の薄(ますほのすすき)、
表紙左下の北家三の姫、冬殿の白珠(しらたま)。

彼女らが若宮のおとずれを今か今かと待ちつつ、家も絡んだ権力争いに関わる駆け引きしつつの1年を描いた物語です。

読み終わった感想としては、「女って怖い」でした。
1年の間の出来事が描かれているだけあって、作中でも姫君たちの印象が変わっていくんです。

白珠の話には思わず泣いてしまいました。
はじめ、おとなしそうに見えて怖い女というイメージが先立っていたんですが、背景がわかるともうやばかったです。
というか、「主」の方読んでるのに騙されてしまったのがすごく悔しかったです。
怪我したって話はあったけど、確かに死んだとはなかったと思うんだよなぁ。

白珠に限らず、はじめは高慢なイメージがあった真赭の薄も話が進むにつれ、普通にいい人であったことがわかりましたし。

この作品、時々他の姫君視点になることもあるんですが、基本的にあせびの視点で進んでいくんです。
それだけに種明かしには驚いてしまいました。

無意識とは違うかな。他者の優しさに寄生しているとでもいうのか。
幸せになるために、他者の幸せを壊さざるを得ない「性質」とでもいえばいいのか。
うーん、怖いです。

今のところ、この方の作品は「単」と「主」の2冊のみ。
どちらも読み終わってからタイトルを確認すると「なるほど」と思わされるのでそれは単純にすごいですよね。

3冊目の予定はあるようですが、まだ発売はされていないようです。
発売後、図書館で見かけたら借りてきたいと思います。

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鏡のなかの迷宮 水の女王

鏡のなかの迷宮 水の女王/カイ・マイヤー(訳/遠山明子)
鏡工房の弟子となったメルレとジュニパ。
小さな偶然が重なりあったとき、ふたりの運命は思いもかけない方向へと転がりはじめる。

魅惑の水上都市ヴェネチアをめぐってくりひろげられる華麗なるダークファンタジー第1部
少女の孤独な戦いが今はじまる…!

人魚の棲む水の都ヴェネチア。
かつては栄華をきわめたこの街も、エジプト軍に包囲されて、はや30年。
「水の女王」の不思議な力でなんとか自治を守っていたが、地獄の使者の到来をきっかけに、保たれてきた均衡がゆらぎはじめる。
魅惑の水上都市を手にいれるのは、だれなのか?
そして、いったい「水の女王」とは……?


図書館から借りてきました。
全3部作の1巻です。


七つの封印のカイ・マイヤーさんの作品です。
前回読んだ七つの封印が結構ひどいものだったんですが、それが作者の書きっぷりのせいなのか、翻訳者のせいなのかを確認する意味も込めてこちらも借りてみました。

読んでみた感想としては微妙?
面白くなりそうな伏線というか設定は多々あるけれど、1巻ということもあってまだ序章でしかないんですよね。
なので、読んでいる途中で物語に入り込みきれなくて。
途中うとうとすることが何度か。基本、私小説は一気読みする派なんで、途中で寝てしまうってことはあまり……って認識だったりします。
まあ、1巻ですからね。最後まで読めばまた印象変わるかもしれません。


舞台は架空の19世紀末のヴェネチア。
人魚やガーゴイルめいた石で出来たライオンが普通に登場するファンタジーです。
まあ、人魚といっても想像よりは怖いです。

主人公は14歳の女の子・メルレと13歳の盲目の少女・ジュニパがアーチンボルトの鏡工房に弟子入りするところからはじまります。
どちらも孤児院育ちでジュニパはアーチンボルトの手によって、両目を鏡に変えられて視力を得るわけですが、正直その光景を想像すると異様すぎて怖いです。

あとは2人の少女が弟子入りすることんあった鏡工房のライバル・織物工房の弟子の少年・ゼラフィンもまた登場しそうですね。

そして、メルレを冒険?へと巻き込んだ存在「水の女王」は本当に謎。
元々はヴェネチアを守っていたようなんですが、今回メルレの体に宿って脱出してしまったので、ヴェネチアは守護を失ったことらしいです。

表紙中央のライオンはフェルミトラクス。
人語を解し話すことの出来る黒曜石の羽のあるライオンです。
もうなんていうか、すごいですよね。

1巻はフェルミトラクスの背に乗り、ヴェネチアを脱出したというところで終了。
メルレの戦いはまだはじまったばかり。
今度また続きを借りてきたいと思います。

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