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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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今日はなし

今日の感想はおやすみさせてください。

午前中に細々したことを終わらせて、午後から本読もうと思っていたのです。

が、11時くらいから頭痛くなってしまって。
時間が時間だったんで、お昼ごはん食べてから頭痛薬飲んだんです。

頭痛いの治ってから読もうと思ったもの薬がなかなか効かなくて。
あ、そろそろ治るなってなったのが3時すぎくらいのことで。

そろそろ読んでも大丈夫かな、って思ったころに外から帰ってきた父に「お前の車、鳥のフンだらけだぞ」と報告が入って。

本当にフンだらけで、車洗いにいったりなんだりしてる間に時間がなくなってしまい、本が全く読めませんでした。

今月中に小説あと2、3冊読んでしまいたいんですが、読めるかな。
ちょっと頑張りたいと思います。

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よろず御探し請負い候

よろず御探し請負い候よろず御探し請負い候/浅野里沙子
物、人、そして心まで。何でも探す凸凹三人組。
江戸で「御探し物請負屋」をやっている藤井文平は元服前の十六歳。優男の森川哲哉と、巨漢の本田岩五郎が、暇つぶしの押しかけ助手として文平を手伝っている。一筋縄ではいかない探索に、古美術や季節の風物を盛り込んで描く珠玉の連作時代小説。


図書館で借りてきました。
今回これしか借りてこなかったんで「え、いいの?」みたいな顔されました。
いや、確かに毎回たくさん借りてますけど。


【蒔絵の重ね】
【花篝】
【綴れ刺せ】


の3編が収録されています。

まだ元服前の少女顔の少年・文平が元々やっていた「御探し物屋」を2人の侍・哲哉と岩五郎が手伝うようになる、ってところから始まります。

彼らが出会い、支えあい、一見何の問題もないように見える各々が抱えている問題を消化していくとでもいえばいいでしょうか。
依頼を受けて捜し物をしていく課程で、彼らの内面に少しずつ触れていくんです。

文平の過去話に関して読んでいて、すごく大人だなぁと思いました。
まあ時代が時代ですから、子どもとはいえ真剣だったんだろうな、と。
親も七緒の先が長くないことがわかっていたからこそ、二人の逢瀬というか、付き合いというか我がままを許したんでしょう。

この作品を読む限り、この時代の身分差というのはかなり大変なもので。
身分差上にどうしようもないことがあるということが何度も触れられています。
もし、七緒に人相応の生が約束されていたら、文平は近づくことすら出来なかったんでしょうね。


で、作者の浅野さん。
私全く知らないで、というか気にせず借りてきたんですが、この方亡くなられた北森鴻さんの蓮丈那智シリーズを書き上げられ、連名で発表された婚約者の方だったんですね!
北森さんの触身仏の感想を書く際に名前も記載して紹介しているんですが、すっかり忘れていました。
巻末とカバー折り返し部分の作者紹介でその旨が書かれていて驚いてしまいました。
こういう作品書かれる方だったんですねぇ。


物語としては可もなく不可もなくといった感じなんですが、読んでいてシリーズ化しそうだな、と思いました。
女性が書いているだけあって、凸凹三人組は変な意味じゃなくて女性受けが良さそう。
シリーズ化したとしても自分ではきっと買いません。図書館で見かけたら借りるかも?といった程度です。
蓮丈那智の方は読んでみたいのですが、そろそろ図書館で一度検索かけてみるべきかもしれませんね。

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大長編べるぜバブ2 ベルベル☆タイムトラベル 時をかけるベル坊

大長編 べるぜバブ2 ベルベル☆タイムトラベル 時をかけるベル坊 (JUMP j BOOKS)大長編べるぜバブ2 ベルベル☆タイムトラベル 時をかけるベル坊/SOW(原作/田村隆平)
アランドロンが持ってきた魔界の電子レンジが誤作動し、男鹿たちは江戸時代へ飛ばされてしまった!! さらに、そのショックでベル坊が記憶喪失に!? もとの時代へ帰るため、そして、ベル坊をもとに戻すため、男鹿たちの奮闘がはじまる!! 好評の大長編小説第2弾!!


9月にノベライズ3巻が発売されるようなんですが、そういや2巻読んでなかったなぁと思って引っ張り出しました。


あらすじにもあるとおり、今回はタイムトラベルネタ。
魔界製品なら何でもありですよね(笑)

タイムトラベルしてしまった原因を説明するのにそういうネタのある他作品のキーワードが羅列されているんです。
青い猫型ロボット=ドラえもん。時間を越えるスーパーカー=バック・トゥ・ザ・フューチャー、放課後の実験室のラベンダーは時をかける少女かな。

そんでもって不思議なテレホンカードって(笑)
以前ジャンプで連載していたPSYRENのことなんですが、他のと比べるとマイナーですよね。
SOWさんがPSYRENのノベライズも担当されていたからこそのラインナップなんでしょうね。


江戸時代に飛ばされてしまった男鹿たちは、未来へ帰るために必要な石矢魔城の宝物庫にある電子レンジを手に入れるため、そして葵ちゃんそっくりのお姫さま・藍姫に頼まれたこともあり『石武祭』なるけんか祭りに参加することになります。

そこには見覚えのある面子が勢ぞろいしていて。
それというのも、電子レンジを使ったのは教室でのことだったので近くにいた東邦神姫や由加ちゃん、城山、夏目あたりも一緒にタイムトラベルしていた、と。

他人の空似もたくさん登場しているんですが、本人たちの戦法がすごくらしかったです(笑)

神埼さんの説明が読んでいてちょっと可哀相でしたが、確かにその通りなんですよねー。
あの人の武器は人望とでもいうべきか。葵ちゃんにも似た所がありますが、神埼さんの側近みたくなっている城山と夏目の反応を見る限り慕われているのはよくわかりますもんね。


ていうか、SOWさんは本編にちらっとしか登場してないキャラクターとか、最近見かけないやつとかガンガン出してくるので読んでいてすごい懐かしくなります。
MK5(横文字ダメだから名乗れてないんですよね笑)や帝毛影組はともかく「チームカラス」とか覚えている人いますか?
懐かしすぎてちょっと吹いちゃいました。

そんでもって、ベル坊とヒルダの仲を裂くのも好きですよね。
前巻の西遊記ではヒルダが牛魔王の妻だったかな? 本編なら絶対ありえないだろうことにベル坊に攻撃を仕掛けていたんですよ。
今巻ではベル坊が記憶喪失になり、男鹿やヒルダを怖がって古市やアランドロンが面倒を見ているんです。

そして、神花って表記でいいのかな。時期的に仲良くなり始めたころだったこともあり、前巻でもあったんですけど今巻でもまたあります。
烈怒帝流だと葵ちゃんと由加ちゃんしかトリップしてない上に、葵ちゃんはお姫さまと勘違いされていたので近づけなかったんだろうからそうなるのも自然なんでしょうが。
ホント神埼さんと由加ちゃんは仲いいですよね。この2人ってちょっとおバカで見ていて和みます。

男鹿たちを除くタイムトリップした石矢魔生たちの中で、唯一記憶があったらしい夏目。
きっとめちゃくちゃ楽しんでいたんだろうなぁ。
本編では描かれていませんでしたが、ちょっと読んでみたかったです(笑)

早乙女先生そっくりな柳生十兵衛が激強なんですが、正直途中まで早乙女先生本人だと思ってました。
葵ちゃんと藍姫、MK5や帝毛なんかもいたから他人の空似の可能性も普通にあったんですが、あんまりにも強すぎたんで。

ケンカ好きで内輪で揉めまくっているけど他所からケンカ売られたら団結しちゃう石矢魔勢がすごくよかったです。

最後の2代将軍秀忠のくだりはなくてもよかった気もするけど、土下座岩という歴史を変えてしまった証拠が目に見えるかたちであったのはよかったな、と思いました。

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