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(腐)的感想文

隠れ腐女子の日常と小説や漫画の感想を書いてきます。

   

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彩雲国物語 はじまりの風は紅く

彩雲国物語―はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 はじまりの風は紅く/雪乃紗衣
秀麗は彩雲国でもピカいちの名家・紅家のお嬢様。なのに家計は火の車。明日のごはん代を稼ぐため、舞い込んだオイシイ話に飛びついたのいいけれど、その依頼ときたら即位間もない「ダメ王様」教育係で、しかもお仕事(アルバイト)期間中は貴妃として後宮に入れというものだった。ほかに妃嬪(おくさん)のいない空室アリの後宮で、まったく女に興味ナシの困った王様と秀麗師(せんせい)の、奇妙な関係が始まる! <第1回ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞受賞>


妹の部屋になぜか1、2巻だけある彩雲国物語です。
私がこの作品を知ったのはNHKBSでやっていたアニメ。
声優がかなり豪華だったんですよね。
今考えてもすごいな。

中途半端に見ていた記憶があります。


何でも出来る主人公・秀麗が頑張る話。
普通に面白いんですが、秀麗が完璧かつみんなに好かれまくっているので嫌っていう人もいるかもしれません。
後宮とか大奥とかそういう女の園って愛憎うずめくドロドロってイメージがあるんですが、この作品だと秀麗以外に妻がいないから女どおしのドロドロはなしです。


おもしろかったです。
が、だいたいの展開をアニメで知っていたためあんまり楽しめなかったというか……。
アニメでは8年前の話は秀麗の家でしていた気がしたんですが、その辺はアニメオリジナルだったもよう。


この作品、中心はあくまで秀麗なんですが、秀麗がおいてけぼりくらってるような気がします。
というか、全員が全員、霄太師の手のひらの上みたいな。

茶太保と霄太師のやりとりは、はじめてみたときは一体何事!?と驚いた覚えがあります。
正直、アニメじゃ彩八仙の存在なんて忘れ去っていましたからね。


今改めて見ると秀麗のお父さん・邵可様の設定がありえない。
国で1、2を争う名家の跡取りだったんですよね?
弟に家を譲ったもののいいとこのお坊ちゃんだったことに変わりはないわけです。

それなのに、なぜ兇手(ころしや)に?
訳がわからん。
名家であるからこそ、剣を習う、くらいはあったでしょうけどそれと暗殺だとかは全く違うと思うんですけど
うーん、謎。

この作品、後半に行けば行くほど苦手になってくるので、この辺は楽しかったです。


原作は2巻以降まったくなく、アニメも中途半端にしかしらないのでどうなったのか気になるには気になるんですが、買おうとは思えない。
そんな作品でした。

もう1冊もそのうち読んでしまいたいと思います。

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やっぱり限定版はいりません

結界師 32 (少年サンデーコミックス)結界師 32/田辺イエロウ
結界師、限定版もあったのですが、普通の方を買ってきました。
限定版あること実物見るまで知らなくて、偶然手にとったのがそれだったんですが、別にカレンダーいらないしなぁとか思って。

絶対可憐チルドレン 24 (少年サンデーコミックス)絶対可憐チルドレン 24/椎名高志
絶チルは……若干恥ずかしい表紙ですね。
この手のものは堂々としてれば気にならないものですけどね。


学園アリス 23 (花とゆめCOMICS)学園アリス 23/樋口橘
学アリももう23巻かぁ……長いな。
ていうか岬先生初期から出ているのに今表紙なんですね。


ジャンプも一緒に買ってきたんですが、トリコアニメ化なんですね。
アニメ化ラッシュとでもいうべきか、ジャンプ作品のアニメ化続いてますね。

ワンピース、ナルト、BLEACH、バクマン。、ぬらりひょんの孫、銀魂、べるぜバブ、スケットダンス、トリコの9作品かな?、アニメ化=人気作品といっていいでしょう。
こち亀は人気投票関係なくってことらしいのでこれで10作品。

バクマンで取り上げられてましたがジャンプで連載されるのは20作品前後。
アニメは終了したものの、リボーンの人気はまだそれなりにあるし。黒子のバスケ、めだかボックスあたりは安定した人気があるよう。

どんどん新人(新連載)が生き残れなくなってきてますよね。
上位が詰まっているから(連載終了させられない?)人投票至上主義なジャンプだと新人の生き残り競争が厳しすぎる。

無名な新人がアニメ化映画化されてるような人気作品に勝てるはずもなく連載になっても3巻完結ばっかり。
保健室の死神は綱渡りっぽいし、ライトウィング、逢魔ヶ刻動物園はもう危ない。
最近はエニグマくらいですよね。新連載でそれなりにいい位置とってるの。

長期連載作品を多く抱えるのはいいけれど、その人気作終了後まともな新人が残っていないなんてことにならなきゃいいんですけど。
なんて、ちょっとマジメに語ってみました。
これくらい、編集部が考えてないわけないとおもいますけどね。

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docca 1

docca(1) (アヴァルスコミックス)docca 1/渡辺祥智
七ツ橋高校に入学するため虹ヶ丘町にやって来た円山まひるは、突然、一人の王子様と出会う。それは銀髪に水色マント、おまけに超美形というまんまファンタジー仕様の王子様。驚いたまひるがよく見れば、町中ヘンテコな生き物で溢れかえっている。どうやら虹ヶ丘町は5年前に謎のフシギ異世界「どっか」と繋がったらしいのだ…!!
軽妙洒脱、予測不可能、出たとこ勝負のユルユル大冒険、待望の第1巻登場!!


その向こうの向こう側」の渡辺さんの最新刊。

で、この作品掲載雑誌変わってるんですね。
ブラウニーの創刊号は書店でカラーのみ読むという訳の分からない行動をとった覚えがあります。
あれです立ち読みするには重いし、1話のページ数が多かったんですよね。週刊誌しか立ち読みしない人間には「大増○○P」みたいのはきつかったというか。
「渡辺さんだー。よしコミック出たら買おう」と思ったものです。

注意していた訳ではないので、特に気にしてなかったのですが、創刊号しか発売してなかったんですね。道理でそれ以降見た覚えがなかったわけです。


現代ファンタジーです。
異世界と繋がってしまった街が舞台。
主人公はまひるなんですよね?
これ表紙だけ見たら烈花が主人公みたい。

渡辺さんらしいほのぼのしてる可愛らしい作品なんですが、シリアス要素も組み込んだ作品。
まあ、まだ伏線のみといった感じでシリアス要素はうすいんですけどね。

途中で悲しい話も持ってくるんだろうな、と今までの渡辺さんの作品を思い出すとそう思います。
その向こうの向こう側、funfun工房、銀の勇者だってほのぼのだけで終りませんでしたからね。からっとはちょっと毛色が違いましたけど。

うーん、楽しみ。


【#1 ようこそ虹ヶ丘】
まひるが虹ヶ丘にやってくる話。

導入部分なのでストーリー的にはほとんど進んでいません。
王子捕獲話。
AIの解析にはびっくりしてしまいました。

確かにあれは見た目的に問題ですね。
どっちも麗しい感じなので許せるというかそんな感じ。


【#2 どっか繋がる】
まひるが学校に行く話。

お友だち・ミツミちゃんの話からするに「七ツ橋が「どっか」に繋がっている」っていうのは比較的有名なんではないんでしょうか。
まひるちゃんはそれだけ世間知らずってことなのか……。
まあ、確かに天然っぽい。

烈花がまひるを管理委員にすることを決定して終了。


【#3 どうぞよろしく】
まひるが「docca管理委員会」のメンバー、そして王子様お世話係に任命されて、管理委員のほかのメンバー達と絡んでいく話。

王子様の仮称・クレオール八王子。マジでそういうマンションありそうですよね。

守屋先輩と星川先輩の関係が非常に気になります。
幼なじみ的な存在なんだと思いますが……。なんなんだろ?


【#4 流れ星】
まひると八王子くんが「流れ星」を見に行く話。

こう書くとなんだかロマンチックなデートみたいに聞こえますが全然そんなことなくて。

虹ヶ丘が「どっか」と繋がってはじめてやってきた巨大な石、通称「流れ星」。
なんだか怖いような謎の巨岩。

それぞれにそれぞれの過去があるらしいことが仄めかされて終了。


【#5 「これは王子ですか?」】
八王子くんの日本語勉強と過去の王子たちの話。

八王子の八は8番目にやってきた王子の意味――なんですが、今までの王子がはんぱなく適当で面白かったです。

一王子、二王子、六王子が再びやってきた理由はなんなんでしょう。
特に一王子。
二王子、六王子は意思があるわけですから、まあわからないこともないんですが、一王子はまさに「絵に描いた王子」ですからね。
何か理由があるんだろうな。



次巻が非常に気になるところで終了。
巻末のおまけのぐだぐだ感もよかったです。

次巻はいつ発売になるんですかね。

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