動物がお医者さん!? 4/富士昴
どうぶつと人間の奇跡のものがたり
ついに大団円――!!
風太教授が戻ったアニマルセラピー研究室。
だが、その活動に、理事長が介入してきた!
彼は敵なのか、それとも……? 感動の最終巻!
購入してきたときに記事アップしたときは表紙画像が表示されていなかったんですが、いつの間にか表示されるようになったようです。
新刊コーナーになかったのは、連載終了してしまったからなのかな。
【EPISPDE15 ○○セラピー!?】
【EPISPDE16 独裁者の愛情】
【EPISPDE17 終末期医療(ターミナルケア)】
【EPISPDE18 1983】
【LUST EPISPDE それぞれの役割】
が収録されています。
今回あまりアニマルセラピーらしいことはしていません。
15話で風太おじさんから課題をだされているくらい?
あとは17話でもアニマルセラピーは行っていますが、メインはそっちじゃないのですよね。
今巻のメインは理事長でしょう。
一読したときは勢いもあり、なんとなく納得してしまったんですが、よく考えてみるとこの人何がしたいんだかよくわからない。
結局、更紗さんのお父さんの言葉から、天敵役としてわざと憎まれるようなことをしていてくれていたんでしょう。
誰か他人に壊させるくらいなら自分の手で、みたいな思いがあったからこそのあの行動なんだろうなってのはわかります。
でも、なんか中途半端。
無理に「実はいい人」にする必要ってあったのかなぁ。
そして、理事長といい更紗さんといい年齢不詳にもほどがあります。
えっと、表紙裏に描かれたカットに「1963年 大学時代の理事長と湊」とあるんですよ。
1963年で20歳だとすると、理事長70歳近いんですけど。
次、更紗さん。
沖縄返還が1972年。その11年後に更紗さんのお父さん・湊さんは亡くなったんだとか。
1983年当時、更紗さんはセーラー服を着てますから多く見積もって18歳としますか。
そうすると更紗さんがアラフォーな年齢になってしまうんですけど。
いやー、2人ともまったくそうは見えないですね。
多分、描き下ろしだと思うんですが【Special episode】なる4ページの漫画があるんです。
本編では正直ないがしろにされていたラブ要素に触れられていてちょっとにやけてしまいました。
ここの三角関係はいったいどうなってしまうんでしょうね。
そして小石川くんはまったく恋愛対象としてみられていないことがよくわかります(笑)
この方の次回作も読んでみたいなと思いました。
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