うえきの法則 2/福地翼
“自分でゴミと認識した物を木に変える能力(ちから)”を与えられた中学生・植木耕助が巻き込まれた不思議なバトル――それは手にした者がひとつだけ好きな才能を書き込め る“空白の才”をめぐる戦いだった!
いきなり始まった、植木にとって初めての能力者とのバトル。
敵の能力者・平は強いうえに卑怯な手を使ってきた!!
昨日、更新できなったのでその分もあわせて今日2つ目の更新です。
昨日のうちに1つ目を半分以上完成させていたからできたことですね。
【第9話 佐野清一郎という男】
能力者・平とのバトルに決着がつく話。
前巻は神候補・ラファティが手出ししてきて植木をかばった佐野を動けないようにしてしまったところまで終わったんでしたか。
佐野が植木の盾になってやろうと決意を決めたところで、注意のそれていた植木が平を攻撃して決着はつきます。
佐野の口から語られたのは植木の知らなかった「空白の才」の存在について。
空白の才は自分の欲しい才を1つ貰えるという権利なんだとか。
それがバトルに勝ち抜いた中学生に与えられるらしいです。
佐野が手に入れたいのは「発掘の才」。自分だけの温泉を掘りたいらしいのですが、「発掘の才」なら遺跡とかそういうのも発掘してしまいそうですよね。
佐野は大阪に引越しするということで一時退場。次に登場するのはロベルト十団としてかな?
そして、ルール違反を犯したラファティの末路も明かされています。
ルールを犯した神候補は地獄行きとのこと。この地獄行きってのは結構何度も出てくるので詳細はそのときにでも。
【第10話 怒る理由】【第11話 ライバル誕生】
合同練習した陸上部の少年・足立と戦う話。
実は陸上部だった植木。余裕で日本新記録が出せちゃうレベルらしいです。
ただあの性格ですから、そういうことには興味がないわけですね。単純に走るのが好きであると。
一方の足立は記録が中々伸びないことに悩んで、才を手に入れようとした、ってことらしいです。
ちなみに足立の能力は「綿を杭にかえる」というもの。
バトルは植木の勝利で終わるのですが、コバセンと森の会話を聞いた足立は、次に植木が失う才能が「走りの才」であることをしり、才を失くさせようとするんです。
しかし、植木は「走りの才」を足立の意図したものとは違う失い方をして。植木の「才能よりも好きだという気持ちが大事」という考え方に影響されて改心して終了。
【第12話 植木の法則】【第13話 世界を託す戦い(バトル)】【第14話 体術の男・李崩】
【第15話 能力(ちから)使わぬ理由(わけ)】【第16話 能力(ちから)を越えた戦い】
植木を消滅させない方法と神様が注目する中学生の名前が明かされ、李崩とのバトルする話。
神様がすごいファンキーなおじさんなんですが、エレベーターの表示が階と階の間だったりすることからちゃんとすごいんだろうなぁ。
そして神様が注目する5人の中学生があげられています。
李崩、マリリン・キャリー、佐野清一郎、ロベルト・ハイドン、そして植木耕介。
李崩たちはともかく、マリリンが名前だけとはいえ、ここで登場していたことはまったく覚えていませんでした。
こんな初期に登場していたんですねー。
風邪をひいたコバセンのお見舞いにいった植木と森。
そこにあったパソコンに「植木の法則」なるタイトルのファイルを見つけるんです。
それは植木を構成する才の一覧で、能力者を倒すごとに新たに才が追加されることが明かされます。
植木を消滅させないためにがんばっている森にとってそれはすごく重要な情報で。
ちょうどやってきた能力者・李崩とのバトルに向かわせます。
もうなんというか態度変わりすぎですね。
しかし、李崩は強敵でした。
あくまで修行だからと「自分の髪の毛を伸縮自在のこん棒に変える」能力を使わないわけですが、かなり苦戦を強いられます。
バトルは李崩の渾身の一撃をとめたことで、李崩はひく形になります。去り方が味方フラグっぽいんですが、李崩は味方にならないんだよなぁ。
最後の森の意見に全面的に賛成です。
【第17話 嘘つきHH(ヒップホッパー),B・J】【第18話 こいつがロベルト!】
隣町でロベルト・ハイドンを名乗る人物と戦う話。
はじめ、B・Jと名乗った彼は強者であるロベルトの名をかたり、はったりをかましていたよう。
ちなみに彼の能力は「硬貨を風に変える」というもの。
しかし、神候補(コバセン)にあまり情報をもらえていない植木にはそれが通用しなくて。
B・Jをぶっ飛ばしてバトルは終了。
植木が去り、そこに本物のロベルトが登場して次巻へ続きます。
次巻が気になります。
楽しみです。
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